際どい判定に注目が集まっている。

【画像】「判定ミスが３つ…」米記者が掲載した大谷の際どい“ボール球分布図”をチェック！

　現地時間６月30日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦に「１番・投手」で先発出場。味方打線の活躍で勝敗はつかなかったものの、初回に２安打５四死球で自己ワーストの７失点、２死しか取れずに降板となった。

　この日は制球が定まらず、先頭から３連続四球を出した大谷。その後も連続タイムリー、死球、押し出し四球などが続き、４点を失ったところで交代を告げられた。球数は41球、ストライクは20球という“大荒れ”だったが、一部から球審の判定に疑問を呈す声が広がっている。
  　地元紙『Orange Couty Register』のジェフ・フレッチャー記者は「オオタニが投げたボールはこれだ」と綴り、この日ボールと判定された21球を図解。「３つの判定ミス（１つはボーダーライン上）があったようだ」と指摘した。

　さらに、リアルタイムで「今回に関しては長続きしないようだ」などとプレーの様子を発信していた『Newsday』のエリック・ボランド記者は、「それでも、帰り際に球審のジョン・リブカ氏に『ありがとう』と感謝の意を示していた」と、降板時の大谷らしい紳士的なシーンを伝えている。

　後続のリリーフも全走者を返され、0.2回７失点の大炎上となった大谷。打撃も１打数無安打と苦い結果に終わったが、はたして残りのシーズンでどのようなパフォーマンスを見せるのか。今後の躍動に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部