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MLB

ぶっちぎりでオールスター初選出の大谷翔平。名将マッドンは“リアル二刀流”に賛成「野球界にとっていいこと」

THE DIGEST編集部

2021.07.02

目覚ましい活躍で全米から注目を浴びる大谷。二刀流での球宴出場も見込まれている。(C)Getty Images

目覚ましい活躍で全米から注目を浴びる大谷。二刀流での球宴出場も見込まれている。(C)Getty Images

 サムライ戦士がぶっちぎりの独走だ。

 MLB公式サイトは現地時間7月1日、オールスターゲームのファン投票最終結果(先発出場野手)を発表。開幕から目覚ましい活躍で注目を集めていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、アメリカン・リーグDH部門で得票率63%を記録し、堂々の1位で初の球宴選出が決まった。

 今季の大谷は打者として75試合に出場し、打率.277、メジャー単独首位の28本塁打、63打点、11盗塁、OPS1.045(出塁率.360+長打率.685)をマーク。投手としては12試合で3勝1敗、83奪三振、防御率3.60、WHIP(与四球+被安打)1.27という好スタッツだ。
 
 同サイトは「オオタニはDH部門の競争に打ち勝った」と伝えると、「7月12日に開催される『Tモバイル・ホームランダービー』に出場した後も、エンジェルスはこの試合(オールスターゲーム)の投手起用に前向きだ」と言及。そして、エンジェルスで監督を務めるジョー・マッドンのコメントを紹介している。

「その試合(オールスターゲーム)で彼が投げて打つことには賛成だ。おそらく1イニングしか投げないし、1打席しか立たないだろう。彼に打たせて、投げさせる。それをみんなが見たがっている。それは野球界にとってもいいことだ」

 日本勢としてはイチロー、松井秀喜、福留孝介に続いて4人目の選出となった大谷。今季は9度の“リアル二刀流”を見せているが、オールスターではどうなるのか。夢舞台でのパフォーマンスに期待感が高まる。

構成●THE DIGEST編集部

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