その天賦の才は、誰もが羨むレベルにある。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平だ。
開幕から快進撃を続けている今季は、打撃でメジャートップの34本塁打、さらにリーグ3位の74打点を記録。投げても4勝ながら奪三振率11.71というハイアベレージを残している。
【動画】大谷の圧巻8Kハイライト! 名将も白旗ムードになるのも当然のピッチングはこちら
不安視されていたコンディション面の課題も感じさせない躍動ぶりだ。一部の米メディアでは、大谷が同じ二刀流だった“野球の神様”ベーブ・ルースを凌駕しているという最大級の賛辞も目立つようになってきている。
文字通り球史に残る活躍ぶりだ。その虜になっているのは、メディアやファンだけではない。現役メジャーリーガーたちの間でも大谷は垂涎の的なのだ。現地時間7月19日に“投手・大谷”と対峙したオークランド・アスレティックスの面々は、地元紙『The Reporter』の取材で、27歳の日本人スラッガーに賛辞を送った。
まず、「あんな芸当が出来るのは他にいない。いいかい? 彼だけだ!」と強調したのは、今季10勝を挙げているクリス・バシットだ。
「このメジャーリーグの歴史のなかで、これだけの成績を出してきた選手は他にいない。僕はベーブ・ルースのことを尊敬しているけど、個人的にはオオタニの方が遥かに上だと思うね。なぜなら当時よりも劇的に野球界は変わっているからだよ。今、オオタニがやっていることは一生で二度と見られないかもしれないことなんだ」
熱っぽく大谷の凄みを語った32歳の右腕に同調するように、「彼がありえないことをやっているともっと理解しないといけない」と語ったのはアスレティックスの主砲マット・チャップマンである。
今季11発を放ち、アスレティックスを支えているスラッガーは、「僕も投げられるかもしれないけど、トミー・ジョン手術がいるね」と冗談交えつつ、大谷の偉業を説いている。
「前半戦で33本塁打をピッチングを続けながら打ってしまった事実が、オオタニの凄さを何よりも物語っているよ。僕はそれこそが誰もできないと思うし、彼が特別な存在である証明だと思っている。オオタニはタイラー・グラスノー(タンパベイ・レイズ)のような球を投げながら、マット・オルソン(アスレティックス)のように打球をかっ飛ばし、フェルナンド・タティスJr.(サンディエゴ・パドレス)のように盗塁もしてしまう。もう何もできないことがない。それって本当に信じられないことなんだよ」
日々、あらゆる娯楽を提供し続け、「できないことがない」と言われるようになった大谷。全米を震撼させる男の快進撃はどこまで続くのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
開幕から快進撃を続けている今季は、打撃でメジャートップの34本塁打、さらにリーグ3位の74打点を記録。投げても4勝ながら奪三振率11.71というハイアベレージを残している。
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不安視されていたコンディション面の課題も感じさせない躍動ぶりだ。一部の米メディアでは、大谷が同じ二刀流だった“野球の神様”ベーブ・ルースを凌駕しているという最大級の賛辞も目立つようになってきている。
文字通り球史に残る活躍ぶりだ。その虜になっているのは、メディアやファンだけではない。現役メジャーリーガーたちの間でも大谷は垂涎の的なのだ。現地時間7月19日に“投手・大谷”と対峙したオークランド・アスレティックスの面々は、地元紙『The Reporter』の取材で、27歳の日本人スラッガーに賛辞を送った。
まず、「あんな芸当が出来るのは他にいない。いいかい? 彼だけだ!」と強調したのは、今季10勝を挙げているクリス・バシットだ。
「このメジャーリーグの歴史のなかで、これだけの成績を出してきた選手は他にいない。僕はベーブ・ルースのことを尊敬しているけど、個人的にはオオタニの方が遥かに上だと思うね。なぜなら当時よりも劇的に野球界は変わっているからだよ。今、オオタニがやっていることは一生で二度と見られないかもしれないことなんだ」
熱っぽく大谷の凄みを語った32歳の右腕に同調するように、「彼がありえないことをやっているともっと理解しないといけない」と語ったのはアスレティックスの主砲マット・チャップマンである。
今季11発を放ち、アスレティックスを支えているスラッガーは、「僕も投げられるかもしれないけど、トミー・ジョン手術がいるね」と冗談交えつつ、大谷の偉業を説いている。
「前半戦で33本塁打をピッチングを続けながら打ってしまった事実が、オオタニの凄さを何よりも物語っているよ。僕はそれこそが誰もできないと思うし、彼が特別な存在である証明だと思っている。オオタニはタイラー・グラスノー(タンパベイ・レイズ)のような球を投げながら、マット・オルソン(アスレティックス)のように打球をかっ飛ばし、フェルナンド・タティスJr.(サンディエゴ・パドレス)のように盗塁もしてしまう。もう何もできないことがない。それって本当に信じられないことなんだよ」
日々、あらゆる娯楽を提供し続け、「できないことがない」と言われるようになった大谷。全米を震撼させる男の快進撃はどこまで続くのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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