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「フィールドの小さなものでも拾う」大谷翔平の“運を拾う”ゴミ集めに米記者も反応!「彼は習慣的にやっている」

THE DIGEST編集部

2021.07.21

ピッチ内外での行動が注目を集める大谷。彼が高校時代から取り組んでいるゴミ拾いもまた、現地で話題となっている。(C)Getty Images

 文字通りに一挙手一投足が注目される大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、プレー面以外でもその評価を高めている。

 いまクローズアップされているのは、現地時間7月19日に敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦のダッグアウトで見せた"ある振る舞い"だ。この試合で先発マウンドに立った背番号17は、ベンチに落ちていたゴミを拾い集めたのである。
【画像】反響拡大! 大谷翔平がベンチで見せたゴミ拾いシーンはこちら

 周知の通り、今季の大谷は開幕から快進撃を続けている。二刀流を続けながら両リーグトップの34本塁打をマークする27歳のサムライは、多士済々のメジャーでもすっかり指折りのスーパースターだ。そんな名手が、ゴミを拾うという。些細な行動ながら、これがアメリカで小さくない反響を集めている。

 地元紙『Orange County』のエンジェルス番であるジェフ・フレッチャー記者は、「昨日シェアし忘れたこと。オオタニはイニング間にゴミをゴミ箱に捨てていた。なんて良い人間なんだ」というファンのツイートに反応。大谷の人間性がいかに優れているかを次のように強調した。
 
「これはオオタニのメジャーリーグでの4年間で、しばしば指摘されてきたことのひとつだ。彼は習慣的にゴミ拾いをやっている。それはフィールドに落ちた小さなゴミでも、バッターボックスの中のゴミでも拾うんだ」

 大谷にとってみれば、高校時代から取り組んでいる所作だ。花巻東高校時代に佐々木洋監督から「ゴミを拾うことで運を拾う」と教わって以来、自身が作成した目標達成シートの「運」の項目にも「ゴミ拾い」を書き込むなど、プロに入ってからも欠かさずに実践してきた。

 今季もたびたび取り上げられている大谷のベンチでの行動。メジャーリーグにおいては稀有なその振る舞いには、尊敬の眼差しが向けられている。

構成●THE DIGEST編集部
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