7月28日、東京オリンピックの野球開幕戦が行なわれ、日本はドミニカ共和国と対戦。スコアレスな展開が6回まで続くなか、中盤戦から均衡が敗れ、最後は侍ジャパンが一挙3点を奪う猛攻でサヨナラ勝ちを収めた。
主役はサヨナラ打を放った坂本勇人(巨人)が持っていったが、試合全体を考えた時、日本を支えたのは"開幕戦先発"の大役をしっかりこなした山本由伸(オリックス)ではないだろうか。
22歳の天才ピッチャーは序盤こそ固さが見られたが、6回2安打無失点、9奪三振の好投で勝機を作り続けた。オリックスでもお馴染みとなった"無援護"は代表でも変わらなかったとはいえ、そのピッチングの凄さもまた光り輝いていた。
果たして、日本のエースの投球は現地アメリカの識者にどう映ったのだろうか。有望株情報など多岐にわたる人気サイト『Baseball America』誌のカイル・グレイサー記者は「印象的な投球だった」と総括している。
試合前から山本を「NPB最高の投手の一人」と評価していたグレイサー記者。初回にヒット&四球を与え、3回も一、二塁のピンチを作るなど序盤に関しては「制球に苦しんでいた」とコメントしつつも、以降は11者連続アウト、最終6回は3者連続三振と見事な復活を見せてニンマリ。
「4シーム、カーブ、スプリッターは空振りを奪える球種で、途中から交えたスライダーも効果的だった。22歳にして印象的な投球だった」と、納得の高評価を下したのだった。
山本の見事な活躍に打線が応えたのは最後だったが、まずは初戦をものにした侍ジャパン。チーム全体で調子を上げ、悲願の金メダル獲得なるか注目したい。そしておそらく、大事な場面では、メジャーも注目するエース・山本が救ってくれるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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主役はサヨナラ打を放った坂本勇人(巨人)が持っていったが、試合全体を考えた時、日本を支えたのは"開幕戦先発"の大役をしっかりこなした山本由伸(オリックス)ではないだろうか。
22歳の天才ピッチャーは序盤こそ固さが見られたが、6回2安打無失点、9奪三振の好投で勝機を作り続けた。オリックスでもお馴染みとなった"無援護"は代表でも変わらなかったとはいえ、そのピッチングの凄さもまた光り輝いていた。
果たして、日本のエースの投球は現地アメリカの識者にどう映ったのだろうか。有望株情報など多岐にわたる人気サイト『Baseball America』誌のカイル・グレイサー記者は「印象的な投球だった」と総括している。
試合前から山本を「NPB最高の投手の一人」と評価していたグレイサー記者。初回にヒット&四球を与え、3回も一、二塁のピンチを作るなど序盤に関しては「制球に苦しんでいた」とコメントしつつも、以降は11者連続アウト、最終6回は3者連続三振と見事な復活を見せてニンマリ。
「4シーム、カーブ、スプリッターは空振りを奪える球種で、途中から交えたスライダーも効果的だった。22歳にして印象的な投球だった」と、納得の高評価を下したのだった。
山本の見事な活躍に打線が応えたのは最後だったが、まずは初戦をものにした侍ジャパン。チーム全体で調子を上げ、悲願の金メダル獲得なるか注目したい。そしておそらく、大事な場面では、メジャーも注目するエース・山本が救ってくれるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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