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MLB

ブレーブス快進撃の原動力!シーズン途中加入の“外野手カルテット”が26年ぶりVの使者になるか<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2021.11.03

ソレーア(左上)、ピーダーソン(右上)、ロザリオ(左下)、デュバル(右下)の“外野手カルテット”。いずれもシーズン30本塁打以上を記録したことがある強打者だ。(C)Getty Images

ソレーア(左上)、ピーダーソン(右上)、ロザリオ(左下)、デュバル(右下)の“外野手カルテット”。いずれもシーズン30本塁打以上を記録したことがある強打者だ。(C)Getty Images

 2021年のワールドシリーズは、ブレーブスが3勝2敗で26年ぶりの世界一に王手をかけている。プレーオフ進出チーム中最少のシーズン88勝だったチームがここまで躍進する原動力になったのは、ジョク・ピーダーソン、エディ・ロザリオ、ホーヘイ・ソレーア、アダム・デュバルの“外野手カルテット”。しかも彼ら4人はいずれも、7月中旬以降にトレードでチームに加わった選手たちなのだ。

 とにかく、この4人のプレーオフでの活躍は目覚ましいの一言に尽きる。ピーダーソンはブルワーズとの地区シリーズで最初の3試合にいずれも代打で登場し、3打数3安打2本塁打の大活躍。ドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズでは、今度はロザリオが躍動し、シリーズ歴代最多タイの14安打で9打点を挙げてMVPに選ばれた。
 
 地区シリーズ中にコロナ感染で離脱したソレーアも復帰後は好調で、史上初の「ワールドシリーズ第1戦初回先頭打者アーチ」を含め、ここまでシリーズ2本塁打。レギュラーシーズンで打点王に輝いたデュバルも第5戦初回に先制グランドスラムを放つなど、4人がそれぞれ印象的な活躍を見せている。これまでのポストシーズンでブレーブスが挙げた全58得点のうち、6割近くに当たる34点が、この4人による打点である。

 また、ピーダーソンが地区シリーズから着け始めた真珠のネックレスのレプリカが5ドルで販売されてヒット商品になったり、ロザリオがワールドシリーズ第4戦でスーパーキャッチを披露した後、「オレはスーパーロザリオだ!」と発言したのにちなみ、スーパーマリオの恰好をしたロザリオがプリントされたバットやTシャツが次々に製作されたりと、ファンの間でも注目度はうなぎ上りだ。
 

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