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侍ジャパン

「必要ですか? 翔平」2023年WBC制覇を目指す侍ジャパン新監督、栗山英樹が目指す野球とは?「心の底から絶対大丈夫と…」

THE DIGEST編集部

2021.12.02

今夏の東京五輪では金メダルを獲得した侍ジャパン。WBCでは覇権奪回が期待されている。(C)Getty Images

今夏の東京五輪では金メダルを獲得した侍ジャパン。WBCでは覇権奪回が期待されている。(C)Getty Images

 12月2日、野球日本代表監督に就任した栗山英樹氏が記者会見に臨んだ。

 2023年3月開催予定のWBC優勝を託された格好だ。オファーを受けた際は「正直、頭の中真っ白になるというか、想像もしていなかったので、本当に驚いた」と心境を明かし栗山監督は、こう意気込む。

「野球の大先輩方がつくってくださったこの環境、これをどうやって次の世代へ残していくのか、そのことはずっと野球の先輩方から言われ続けました。歴代の素晴らしいJAPANの監督さんの想いをしっかりと胸に刻んで、本当にその想いを持ってやれたら」

 重大な責務を感じながらも「これから日本野球のために結束して、23年のWBCで優勝できるように全力を尽くしていきます。誰よりも野球を愛して、選手を愛して精一杯努めさせて頂きます」と力を込めた。
 
 具体的なプランニングや選手構成はまだ決まっていない。それでも新監督は「追いこまれて苦しい展開になる。もう負けたかなと皆が思う状況でも、心の底から絶対大丈夫と信じていける選手たちの集まりをつくっていきたい」と理想を口にする。

 そして、今季のMLBでMVPを獲る快進撃を見せた愛弟子、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を招集する可能性については、「必要ですか、翔平?」と問いかけ、「僕の中ではいつも“バッター大谷”と“ピッチャー大谷”と2人がいて、その2人の選手が全体像で必要であれば、そういうふうに思う」と話した。

 栗山JAPANの初陣は、2022年3月5日(土)、6日(日)の台湾(チャイニーズ・タイペイ)戦だ。新体制となる侍メンバーにも注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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