［プレミア12｜１次ラウンドＢ組］日本４－０プエルトリコ／11月６日／台湾・桃園

　侍ジャパンが２連勝を飾った。前夜に８－４で白星を手にしたベネズエラ戦に続き、元メジャーリーガー５人が揃うプエルトリコを４－０で撃破。スーパーラウンド進出を大きく手繰り寄せた。

　先制したのは侍ジャパン。０対０で迎えた３回裏、４番・鈴木誠也（広島）の豪快な３ランホームランなどで４点を先制する。投げては、先発の高橋礼（ソフトバンク）が６回２死までパーフェクトに抑える完璧な投球。18個のアウトのうち14個を内野ゴロで奪う快投を披露し、無失点でマウンドを降りた。
  　その後、追加点こそ奪えなかったものの、救援陣が小刻みな継投でリードを守り、最後は二日連続で山﨑康晃（DeNA）が締めて完封リレーで勝利。付け入る隙を与えない冷静な試合運びで、WBC第４回大会で準優勝したカリブの雄を退けた。

　明日７日に行なわれるオープニングラウンド最終戦で、侍ジャパンは台湾と対戦。３連勝でのグループ１位通過を狙う。

構成●スラッガー編集部