現地時間4月20日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「1番・DH兼投手」で先発出場。打っては4打数2安打、2打点、1四球。投げては6回(81球)、被安打1、12奪三振、与四球1、無失点で降板。嬉しい今季初勝利を手にした。
【動画】相手打者が思わず怒り!大谷翔平のスプリットでの奪三振シーンをチェック
レンジャーズとの前回登板では3回2/3を投げて6失点でノックアウトされた右腕は、開幕戦の対戦相手でもあったアストロズを前に力投する。自らの2点タイムリーヒットもあった打者一巡の猛攻で6点の援護を得た初回には2者連続三振を含めた三者凡退に切って取る。
2回以降も"伝家の宝刀"が冴える。2回と3回には、スプリットを決め球に3者連続三振を含めた計4つの三振を奪って無失点。強力アストロズ打線につけ入る隙を与えない。
立ち上がり3イニングをパーフェクトに抑えきった右腕は、2巡目からも相手を翻弄。4回には3回から続く6者連続三振を記録。文字通り手のつけられない圧巻のピッチングは、5回以降も続き、アストロズに出塁すら許さない。
6回表に迎えた第3打席には意表を突いたバントヒットを決め、4試合ぶりとなるマルチヒットを記録した大谷。打席内での好結果は、さらなる好投の呼び水になる。6回に1死からジェイソン・カストロに初ヒットを許したものの、動じることなく無失点で切り抜ける。しかし、この回で球数(81球)に降板の目安だった95球に近づいたために、投手としてはお役御免となった。
被安打をわずか1本しか許さない完璧なピッチングを披露した大谷は、7回以降もDHとして出場を継続。8回表には第4打席に立つが、カウント2-2からの6球目を打たされてレフトフライに終わった。
その後、エンジェルスは中継ぎ陣がアストロズ打線に反撃の余地を与えずに試合を進行し、最終回はクローザーのライセル・イグレシアスが投げ抜いててシャットアウト。結局、6対0の完封リレーで勝利を収め、地区首位の座を堅持した。
構成●THE DIGEST編集部
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2回以降も"伝家の宝刀"が冴える。2回と3回には、スプリットを決め球に3者連続三振を含めた計4つの三振を奪って無失点。強力アストロズ打線につけ入る隙を与えない。
立ち上がり3イニングをパーフェクトに抑えきった右腕は、2巡目からも相手を翻弄。4回には3回から続く6者連続三振を記録。文字通り手のつけられない圧巻のピッチングは、5回以降も続き、アストロズに出塁すら許さない。
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被安打をわずか1本しか許さない完璧なピッチングを披露した大谷は、7回以降もDHとして出場を継続。8回表には第4打席に立つが、カウント2-2からの6球目を打たされてレフトフライに終わった。
その後、エンジェルスは中継ぎ陣がアストロズ打線に反撃の余地を与えずに試合を進行し、最終回はクローザーのライセル・イグレシアスが投げ抜いててシャットアウト。結局、6対0の完封リレーで勝利を収め、地区首位の座を堅持した。
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