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「宇宙人が帰ってきた!」大谷翔平“12K+2安打2打点”の異次元ぶりに米記者ら絶賛!「多くの人がオオタニを目指せばいいのに」名伯楽は想いを吐露も

THE DIGEST編集部

2022.04.21

投打で圧巻のパフォーマンスを見せる大谷には、現地メディアも熱視線を注ぐ。(C)Getty Images

 ついに大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が帰ってきた。

 昨季アメリカン・リーグMVP男は、現地時間4月20日のヒューストン・アストロズ戦に「1番・投手」で先発出場。投げては6回、被安打1、12奪三振、無失点と快投を見せ今季初白星を飾ると、打っては4打数2安打、2打点、1四球と躍動した。

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 開始直後から驚きの連発だった。まず打者として四球を選び出塁すると、先制のホームを踏んだ。エンジェルス打線は繋がり初回で打順は一巡。2死満塁で迎えた第2打席は、外角高めの速球を叩き、レフトフェンス直撃の二塁打を記録した。

 一挙6点を入れたエンジェルス。日本の至宝は、その裏マウンドへ。2者連続で三振を奪い3者凡退に抑えた彼は、6回1死までパーフェクト投球を披露。第4打席にはバントヒットを決めるなど、"リアル二刀流"として偉才を放った。
 
 開幕から調子が上がりきらずに、もがいていたようにも見えた27歳。そんな彼の復活にドミニカメディア『Z101』のヘクター・ゴメス記者は、「宇宙人が帰ってきた!」と報じた。

 異次元ぶりを称える声も多く届いている。MLBでデータアナリストを務めるダン・クラーク氏は、「ショウヘイ・オオタニは野球選手どころか、現在は世界で最も素晴らしいアスリートと言っても過言ではない」と言うと、米放送局『ESPN』で司会を務めるキャリー・コレア氏は、「ショウヘイ・オオタニは12奪三振に加えて、2打点を取ってしまった!とんでもない!!」と驚きをもって伝えた。

 さらに元メジャーリーガーであり、ノーラン・ライアンらを指導したことでも知られる名伯楽、トム・ハウス氏は「もっと多くの人がショウヘイ・オオタニを目指せばいいのに」と率直な想いを綴った。

 ここまで打率.236、ホームラン3本、OPS.743の大谷。これを機に、さらなる躍動が見られるだろうか。今後の一挙手一投足に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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