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「危ない!」球場に“日本語”が響き渡る!大谷翔平の紳士的な対応に米放送局も称賛!無安打ながら現地の関心度はNo1

THE DIGEST編集部

2022.04.23

オリオールズとの初戦は無安打に終わった大谷。しかし現地での注目度は高いようだ。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、やはり一挙手一投足が注目される。現地時間4月22日に本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦でも何気ない振る舞いがクローズアップされた。

 怒涛の20連戦の初戦となった試合に「1番・DH」で先発した大谷。結果は4打数無安打、3三振と奮わなかったのだが、彼の"ジェントルマン"な対応ぶりは米メディアの目を釘付けにした。

【動画】「危ない!」咄嗟に日本語で叫ぶ!相手に注意喚起を促した大谷の様子

 初回に巡ってきた第1打席の初球、まさにプレーボールの瞬間だった。相手先発左腕ブルース・ジマーマンが内角に投じた90.4マイル(約145.5キロ)の4シームに大谷は反応し、力強く振り抜いた。すると打球は、オリオールズの控えの選手やスタッフのいる一塁側ベンチに向かって飛んでいった。

 もちろん不可抗力だ。しかし、自身が放ったこの打球の方向を瞬時に察知した27歳は咄嗟に「危ない!」と日本語で叫び、相手チームを慮ったのである。さらに大谷はオリオールズ側のベンチの安否を確認するやいないや、サムライ戦士は右手を上げて「ごめん!」と表情を見せた。

 大谷の対戦相手に対する気遣いに、試合中継していた米放送局『Bally Sports West』は、「Watch out!(気を付けて)と言っているようだね」と微笑ましげに解説。そして同メディアは公式Twitterで「注意喚起している」と文面に説明を添えて、このシーンを公開した。
 
 連日エンジェルスの試合経過を伝える同アカウント。この日は試合の開始ら終了を告げるまで実に11の投稿(リツイートを含む)をしている。そのうち2つは、昨季アメリカン・リーグMVPに輝いた大谷に関するものだ。無安打ながら、選手別にみても取り上げられ方は、チームトップである。

 そんなMVP男から快心の一発が飛び出す瞬間も待ち遠しいが、引き続き関心度の高い彼のスター性にも注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】「危ない!」咄嗟に日本語で叫ぶ!相手に注意喚起を促した大谷の様子