一挙手一投足で周囲を虜にする“偉才”は、ベンチでの振る舞いも話題となる。

　注目を集めているのは、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、現地時間５月６日のワシントン・ナショナルズ戦での格好だ。

　この試合でエンジェルスは３-０と完勝を収めたが、「3番・DH」で先発した大谷はセカンドゴロの間に１打点は記録したものの、3打数ノーヒット。いいところなく終わっていた。それだけに少々フラストレーションも溜まっていたのかもしれない。普段はベンチでも笑顔を見せるなどリラックスしている大谷だが、この日はフードを目深に被り、険しい顔つきで戦況を見つめていた。
　投打で異彩を放った前日のボストン・レッドソックス戦から全米横断するように4150キロを移動。疲労も抜けきらないであろうなかでの一戦だけに、プレーの精彩を欠いても仕方がないようにも思える。だが、当代屈指のスターが見せた普段と異なる様子は、現地メディアでもクローズアップされている。

　米スポーツ専門局『ESPN』の公式ツイッターは、「“ダース・オオタニ”の実力を見せつける時だ」と記せば、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」公式ツイッターも直接的な説明こそしなかったが、ハリウッドの名作映画「スターウォーズ」のダークサイド（暗黒面）に取り込まれたジェダイの画像とともに投稿した。

　こうしてベンチでの振る舞いも話題となるのは、彼のスター性を物語ると言える。なお、エンジェルスは今月27日（現地時間）に「スターウォーズ・ナイト」と銘打ち、来場者限定でジェダイとなった大谷のボブルヘッド人形を配布する予定となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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