2打席連続でホームランを放ち、日米の野球ファンを喜ばす大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。ここ9試合は快音が響かず不調気味だった27歳だが、主砲マイク・トラウトは彼の“復調”を確信したと明かした。
会心の一発が飛び出したのは現地時間5月9日のタンパベイ・レイズ戦の6回だ。前打者のトラウトが無死一塁の場面で左翼ポール際に運ぶと、大谷も続いた。初球の甘く入った81.1マイル(約130.5キロ)のカットボールを強振。低い弾道で飛び出した打球を左中間フェンスの先へと届けた。
2者連続弾と勢いに乗ったエンジェルスは、7回にもチャンスを作る。無死満塁で打順は大谷。慎重にボールを選び、ボールカウント3‐1と打者有利な展開へ持ち込んだ。そして5球目、88.4マイル(約142.2キロ)のカットボールをレフトスタンドへと一気に運んだ。
【動画】初のグランドスラム!確信歩きの2打席連続弾に本拠地熱狂
10試合ぶりにホームランを放った大谷だが、実は復調の兆しはあったのだ。ここ2週間ほどでレフト方向への打球が急増しており、「強引に引っ張るのではなく、センターから左へ高く打てるようになってきた」と地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者は評す。
また試合後トラウトも「ショウヘイは本来のスイングを取り戻しており、ここ数試合はそれを見せている」と復調傾向を確信したことを明かし、「あんな風に逆方向へボールを打つのがショウヘイだ」と誇らしげに語った。
この左方向への打球について、本人は「甘い球は基本的にセンター方向に打てればいいなと思っている。常にそういう意識でいます」とコメントしている。
MLB通算100号まであと1本としたサムライ。この勢いのまま記念すべき一発を放つだろうか。10日も同カードで戦う予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
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会心の一発が飛び出したのは現地時間5月9日のタンパベイ・レイズ戦の6回だ。前打者のトラウトが無死一塁の場面で左翼ポール際に運ぶと、大谷も続いた。初球の甘く入った81.1マイル(約130.5キロ)のカットボールを強振。低い弾道で飛び出した打球を左中間フェンスの先へと届けた。
2者連続弾と勢いに乗ったエンジェルスは、7回にもチャンスを作る。無死満塁で打順は大谷。慎重にボールを選び、ボールカウント3‐1と打者有利な展開へ持ち込んだ。そして5球目、88.4マイル(約142.2キロ)のカットボールをレフトスタンドへと一気に運んだ。
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10試合ぶりにホームランを放った大谷だが、実は復調の兆しはあったのだ。ここ2週間ほどでレフト方向への打球が急増しており、「強引に引っ張るのではなく、センターから左へ高く打てるようになってきた」と地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者は評す。
また試合後トラウトも「ショウヘイは本来のスイングを取り戻しており、ここ数試合はそれを見せている」と復調傾向を確信したことを明かし、「あんな風に逆方向へボールを打つのがショウヘイだ」と誇らしげに語った。
この左方向への打球について、本人は「甘い球は基本的にセンター方向に打てればいいなと思っている。常にそういう意識でいます」とコメントしている。
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構成●THE DIGEST編集部
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