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直近6登板で「6勝0敗、防御率0.45、58奪三振」! “圧巻のスタッツ”に現地記者は「絶えず非現実的だ」と驚き隠せず

THE DIGEST編集部

2022.07.14

またしても奪三振ショーで本拠地を沸かせた大谷。米記者もその驚異的なスタッツに注目している。(C)Getty Images

 二刀流スターの快投に現地記者も驚きを隠せない。

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 現地時間7月13日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「1番・DH兼投手」として先発し、6回(105球)1失点、4安打、12奪三振で今季9勝目(4敗)をマーク。打っても2点タイムリー三塁打を放つなど、3打数2安打2打点(1四球)と自らを援護した。

 アメリカン・リーグ西地区の首位チームを相手に7対1で勝利したエンジェルス。試合前まで5連敗と低迷が続いていたが、またしても大谷が投打で"連敗ストッパー"の役割を担った形だ。6月9日のボストン・レッドソックス戦からは、6連勝と自己最長を更新している。
 
 また、直近6登板の投手成績は、39イニング2/3で防御率0.45、58奪三振、11四球という圧巻の内容だ。これを受けて米スポーツ専門局『ESPN』のリポーター、アルデン・ゴンザレス氏は、打撃成績とともに同スタッツを共有し、「絶えず非現実的だ」と感嘆の声を漏らした。

 さらに、「ジャスティン・バーランダーがおそらく先発しないと認めているオールスター・ゲームのダスティ・ベイカー監督の前で、このパフォーマンスが行なわれたのは重要だ」と呟くと、「ベイカー氏は今日、オオタニが先発候補だと語り、試合前に(エンジェルスの)フィル・ネビン監督代行とそれについて雑談していた」とも伝えた。

 昨季に並ぶ自己最多タイの9勝目をマークし、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「二桁勝利&二桁本塁打」に王手をかけた大谷。今後の活躍も楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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