鷹の主砲が自慢のパワーを見せつけた。
7月24日に敵地・京セラドーム大阪で行なわれたオリックス・バファローズ戦で、ソフトバンク・ホークスの柳田悠岐が今季初の2打席連続アーチをマークした。
いずれも貴重な場面で飛び出した一発だった。まずは1点を先制された直後の4回1死無塁で田嶋大樹が真ん中高めに投じた138キロの4シームを力強くかち上げると、打球はグングンと飛距離を伸ばして左中間スタンドに着弾した。
この一発でチームが勢いに乗って3点リードとなった5回にも柳田は特大アーチを打ち込んだ。今度は2死無塁の局面で打席に立つと、ほぼど真ん中に入った初球、137キロの4シームを強振。本人が打った瞬間に確信めいた表情で見送った打球は、逆方へ瞬く間に飛距離を伸ばし、左中間スタンドに突き刺さった。
結果的に投手陣が打ち込まれ、ソフトバンクは4対7で敗戦。シーズン前半戦の最終ゲームを落としはした。しかし、12号と13号を立て続けに放ち、文字通り特大のインパクトを残した33歳は、海を越えて話題となっている。試合直後にSNS上で圧巻の連発シーンを拡散したのは、米メディア『The Athletic』のアンドリュー・バガリー記者だ。
おもにサンフランシスコ・ジャイアンツの番記者として活躍する『The Athletic』の名物記者である同氏は、東洋の島国で桁違いのパワーを発揮した柳田について、「ユウキ・ヤナギダがメジャーの投手相手にスーパースター級の活躍をする姿が見られないのは、寂しい気持ちもある」と記し、次のようにメッセージを送った。
「しかし、私はそれ以上に、彼が日本のファンをここまで楽しませてくれていることを嬉しく思う。MLBだけに世界最高の選手を揃える必要はないし、その資格もない」
2019年オフにソフトバンクと7年の延長契約を締結した柳田。ここで渡米の可能性は事実上、消滅した形となった。そんなスラッガーを前々からチェックし続けているバガリー記者は、今も変わらぬ“人間離れした”打棒を感慨深く思っているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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7月24日に敵地・京セラドーム大阪で行なわれたオリックス・バファローズ戦で、ソフトバンク・ホークスの柳田悠岐が今季初の2打席連続アーチをマークした。
いずれも貴重な場面で飛び出した一発だった。まずは1点を先制された直後の4回1死無塁で田嶋大樹が真ん中高めに投じた138キロの4シームを力強くかち上げると、打球はグングンと飛距離を伸ばして左中間スタンドに着弾した。
この一発でチームが勢いに乗って3点リードとなった5回にも柳田は特大アーチを打ち込んだ。今度は2死無塁の局面で打席に立つと、ほぼど真ん中に入った初球、137キロの4シームを強振。本人が打った瞬間に確信めいた表情で見送った打球は、逆方へ瞬く間に飛距離を伸ばし、左中間スタンドに突き刺さった。
結果的に投手陣が打ち込まれ、ソフトバンクは4対7で敗戦。シーズン前半戦の最終ゲームを落としはした。しかし、12号と13号を立て続けに放ち、文字通り特大のインパクトを残した33歳は、海を越えて話題となっている。試合直後にSNS上で圧巻の連発シーンを拡散したのは、米メディア『The Athletic』のアンドリュー・バガリー記者だ。
おもにサンフランシスコ・ジャイアンツの番記者として活躍する『The Athletic』の名物記者である同氏は、東洋の島国で桁違いのパワーを発揮した柳田について、「ユウキ・ヤナギダがメジャーの投手相手にスーパースター級の活躍をする姿が見られないのは、寂しい気持ちもある」と記し、次のようにメッセージを送った。
「しかし、私はそれ以上に、彼が日本のファンをここまで楽しませてくれていることを嬉しく思う。MLBだけに世界最高の選手を揃える必要はないし、その資格もない」
2019年オフにソフトバンクと7年の延長契約を締結した柳田。ここで渡米の可能性は事実上、消滅した形となった。そんなスラッガーを前々からチェックし続けているバガリー記者は、今も変わらぬ“人間離れした”打棒を感慨深く思っているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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