現地時間8月3日、ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智はDFA(メジャー40人枠から外す)となり、事実上の戦力外となったことが明らかになった。
昨年は大不振に陥り2球団を渡り歩いた末に、8月にパイレーツに移籍した筒香。そこで43試合に出場して打率.268、8本塁打、25打点、OPS.882と持ち前のパワーを発揮。その貢献度が高く評価され、オフには年俸400万ドルで契約を延長していた。
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だが、メジャー3年目の今季は50試合に出場し打率.171、2本塁打、19打点、OPS.478と大きく成績を落としたのだ。パイレーツは救いの手を差し伸べるも、期待を裏切ったサムライをメンバーから外し、代わりにトゥクピタ・マルカーノをロースターに登録した。
地元メディア『DK Pittsburgh Sports』は、パイレーツの動きとして「若手選手により多くのプレー機会を与えるため、ロースターの見直しを非公式に始めた」と報じた。一方で球団側は「オフにパイレーツの一塁手として1年400万ドルという、攻撃面での大型契約を結んだ」という筒香に対して当初は、「日本では優秀な打者であったため、彼が主軸になることを期待していた」と記した。
だが腰の故障で6週間戦列を離れるなど苦戦を強いられたスラッガーに対して、「現役一塁手で最悪の成績を残すことになった」と酷評。そして「『Baseball Reference』によると、彼の価値は-1.7WARだった」と落胆ぶりを伝えた。
プレー機会が制限されるなか不本意な形でロースターを外れた30歳。まだまだ働き盛りの年齢だけに、今後いかなる形でキャリアの軌道修正を図るのか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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だが腰の故障で6週間戦列を離れるなど苦戦を強いられたスラッガーに対して、「現役一塁手で最悪の成績を残すことになった」と酷評。そして「『Baseball Reference』によると、彼の価値は-1.7WARだった」と落胆ぶりを伝えた。
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