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MLB

トラウト、ハーパー、ベッツの“外野MVPトリオ”に二遊間は首位打者コンビ…2023年WBCアメリカ代表はこんなに凄い!<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.09.08

外野に“史上最強MVPトリオ”がそろい踏み!他のポジションもメジャー最高の選手ばかりだ。(C)Getty Images

外野に“史上最強MVPトリオ”がそろい踏み!他のポジションもメジャー最高の選手ばかりだ。(C)Getty Images

 2023年3月に開催が予定されている第5回WBC。前回覇者のアメリカ代表にはスーパースターが続々参加を表明しており、今大会は史上最高の超豪華メンバーが予想される。どれだけすごいメンバーなのか、このラインナップを見れば一目瞭然だ。

【画像】WBCアメリカ代表メンバーの今季成績

1番・右翼 ムーキー・ベッツ(ドジャース)
2番・中堅 マイク・トラウト(エンジェルス)
3番・左翼 ブライス・ハーパー(フィリーズ)
4番・一塁 ポール・ゴールドシュミット(カーディナルス)
5番・三塁 ノーラン・アレナード(カーディナルス)
6番・DH ピート・アロンゾ(メッツ)
7番・捕手 JT・リアルミュート(フィリーズ)
8番・二塁 トレイ・ターナー(ドジャース)
9番・遊撃 ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)

 どこをとっても強打者ぞろいだが、何といっても注目は1~3番の外野トリオだ。何しろベッツ、トラウト、ハーパーはいずれもMVP受賞者。3人とも日本で言うところの「走攻守三拍子そろった」アスリート型のトータルプレーヤーだ。
 
 ベッツはレッドソックス時代の2018年に打率.346/32本塁打/30盗塁の“トリプルスリー”を達成。首位打者のタイトルも獲得して世界一の立役者となり、MVPに輝いた。また、ドジャースが世界一となった20年はプレーオフで超美技を連発するなど、ゴールドグラブ5回の守備でも魅せてくれる。

 2番は、日本でもおなじみのトラウト。MVP受賞は現役最多の3度を誇り、投票2位が4回。早くも将来の殿堂入りが約束されている、MLB史上でも有数のスーパースターだ。17~19年はOPSが3年連続リーグトップ。今季も故障に悩まされながら96試合で31本塁打と、驚異的な攻撃力を発揮している。

 3番には昨季2度目のMVPに輝いたハーパーを起用。12年に19歳でメジャーデビューして22本塁打を放った“神童”は、その後も常にメジャー屈指のスラッガーとして君臨し続けている。15年には本塁打王に輝いたパワーに加えて選球眼にも優れ、シーズン100四球以上を4度記録。今年は右ヒジの靭帯が一部断裂しながら出場を続け、高水準の打撃成績を維持。6月下旬に左手の親指を骨折して約2か月離脱したが、すでに戦列に復帰している。
 

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