MLBは現在、ポストシーズンの激しい戦いが繰り広げられている。今季、圧倒的な強さを誇ったヒューストン・アストロズや、ア・リーグMVP最有力候補のアーロン・ジャッジを擁するニューヨーク・ヤンキース等、個性豊かな選手が集う華やかなチームによって展開されている１年の総決算となるゲームは、熱を帯びている。

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　その一方で、すでに今シーズンを終えたロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平も、様々な話題を提供し続けている。レギュラーシーズンの主役の一人だった日本人スターは、連日のようにトレードトピックが伝えられており、米国内メディアを賑わせている。

　現地時間22日、米スポーツサイト『FAN NATION』では、今オフのロサンゼルス・ドジャースへのトレード移籍について報じており、具体的な交換要員の名前も挙げて実現の可能性を論じている。
  「ドジャースがショウヘイ・オオタニとトレードするために必要なこととは？」と銘打たれた今回の記事では、「どのチームもオオタニを獲得するためなら何でもするだろうが、ドジャースほど資源や資金があるチームはそう多くはないだろう」として、ドジャースにとって大谷獲得は不可能ではないと綴っている。

　その上で「実質的に打者と投手のための取引をしているので、エンジェルスは投手と打者が必要となるだろう。ボビー・ミラー、LAのナンバー2プロスペクトであるアンディ・ページ、ライアン・ペピオット等の名前が挙げられる。また、エンジェルスが我々の提示するものに食いつくためには、マイケル・グローブとジョルビット・ビバスもトレード要員となりそうだ」として、有望な若手選手たちの名前を列挙。

　また「ロサンゼルス（ドジャース）にはこの種のトレードを行うためのピースがすべて揃っている」として、ここでもエンジェルスとのトレードが可能であると強調した。

　さらに同メディアは「この冬、ドジャースがどのようなアプローチをとるのか、興味深いところだ。積極的なのか、それとも様子を見るのか。そして、現代のベーブ・ルース、ショウヘイ・オオタニの獲得に乗り出すのだろうか」と述べている。

　記事の中では「ドジャーブルーに染まったオオタニの姿もきっと素晴らしいものだろう」と、獲得への見込みも示している。シーズンを終えたばかりではあるものの、大谷の周囲はまだまだ騒がしい日々が続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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