現地時間10月23日に行なわれたアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)の第4戦でニューヨーク・ヤンキースはヒューストン・アストロズに5対6で敗戦。同シリーズで1勝もできぬまま今季終了を迎えた。
【動画】ヤンキースの主砲が打撃不振に…。最後の打者となったジャッジをチェック
勝負弱さを露呈してしまったヤンキース。この屈辱的な敗戦の一因として挙げられるのは、今季のレギュラーシーズンでアメリカン・リーグ最多本塁打記録を更新する62発を放ったアーロン・ジャッジのポストシーズンでの不振だろう。
この日も4打数無安打、1四球と快音を響かせられなかったジャッジ。このポストシーズンではトータル36打数5安打、2本塁打、3打点、15三振で、打率.139、出塁率.184、長打率.306とチームの期待に応えられなかったのだ。
シーズン終盤からSNSでは、ジャッジと"二刀流スター"大谷翔平(ロサンゼルス・エクスペリエンス)を巡り、MVP論争を繰り広げられた。そのなかでポストシーズン進出すら叶わなかったエンジェルスの成績をふまえ、チームを地区優勝とポストシーズンに導いたジャッジの方が「優位」という見方がされていただけに、残念な結果だったようだ。
そんなファンの気持ちを代弁するかのように、米ポッドキャスト番組『FantasyPros』でパーソナリティーを務めるライアン・ウォーメリ氏は、試合後に自身のTwitterで「ショウヘイ・オオタニがMVPではないと言うけど、彼のチームとアーロン・ジャッジのチームのALCSの勝利数は同じだ」と皮肉を綴った。
すでにMVPの投票は終わっているが、果たしてジャッジのポストシーズン成績は有権者にどう映っただろうか…。
構成●THE DIGEST編集部
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この日も4打数無安打、1四球と快音を響かせられなかったジャッジ。このポストシーズンではトータル36打数5安打、2本塁打、3打点、15三振で、打率.139、出塁率.184、長打率.306とチームの期待に応えられなかったのだ。
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