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大谷翔平のメッツ移籍は「現実的な話」。“シャーザー+ターナー級”の二刀流戦士を獲得する条件は?

THE DIGEST編集部

2022.10.26

メッツへの移籍が騒がれている大谷。「1対4」のトレードが想定されている。(C)Getty Images

メッツへの移籍が騒がれている大谷。「1対4」のトレードが想定されている。(C)Getty Images

 球界屈指のタレントを誇る大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を巡るトレードの噂が次々と浮上している。ニューヨークの放送局『SNY』は、ニューヨーク・メッツと「1対4」のトレードの可能性を示唆した。

 レギュラーシーズン終了直前の今月1日に来季の年俸額を確定させている大谷だが、実はエンジェルスでプレー事態は確約されていない(濃厚ではあるが)。そんな偉才に目をつけた同局は、「ニューヨーク・メッツがショウヘイ・オオタニを獲得するためには何を犠牲にするべきか?」と特集記事を掲載した。

 まず記事では、「エンジェルスは2023年以降の市場価値を試す、もしくは新しいオーナーが新たなスタートを切りたいのであれば、今オフにオオタニをトレードに出さないというのはミスだ」と、エンジェルスはチーム再建のために28歳をリリースするべきと提言。そして過去の事例として、2021年にワシントン・ナショナルズからロサンゼルス・ドジャースへ渡ったサイヤング賞級のマックス・シャーザーとMVP級の打者トレイ・ターナーの2人を引き合いに出した。
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 ドジャースは球界屈指の実力を誇るシャーザーとターナーを獲得するにあたり、プロスペクト4選手(そのうち2人は上位のエリート)を交換要員として放出していたが、同局は「オオタニの場合は1対4の交換になる」と断言。これを踏まえて大谷獲得の条件を以下のように予想した。

「(エンジェルスは)MLBのプロスペクトランキング1位のフランシスコ・アルバレスは、どんなパッケージであっても獲得するだろう。恐らくブレット・ベイティ(プロスペクト18位)とアルバレス以外のトッププロスペクトの選手も含まれる」

 そして、「オオタニのメッツへのトレードは現実的な話だ」と期待をもって綴った。投打で違いを生み出せる大谷は有望株を渡してでも喉から手が出るほど欲しい人材であるのは言うまでもない。果たして、今オフに動きはあるのだろうか……。

構成●THE DIGEST編集部

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