現地11月20日、ドミニカ共和国野球連盟が第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けた50人の代表予備リストを発表した。現役のメジャーリーガー輩出数ではアメリカに次ぐ規模を誇り、しかもWBCへの熱意も高いとあって、そこで今回はその中から「最強メンバー」を編成してみよう。
まず、打線は以下のようなメンバーになる。
1 CF フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
2 RF ホアン・ソト(パドレス)
3 3B マニー・マチャド(パドレス)
4 1B ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
5 DH テオスカー・ヘルナンデス(マリナーズ)
6 LF スターリング・マーテイ(メッツ)
7 SS ウィリー・アダメス(ブルワーズ)
8 2B ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)
9 C ゲリー・サンチェス(FA)
1番から9番まで実績十分、まさにどこからでも点が取れる打線が完成した。メジャーの次代を担う若きスターが多数入っているのも特徴だ。
その筆頭が、今季のア・リーグ新人王となったロドリゲスだ。"イチローの愛弟子"としても知られる21歳は、走攻守三拍子そろった総合力を存分に発揮。メジャー1年目では史上初の25本塁打&25盗塁を達成し、最大18年4億7000万ドルの超大型契約を締結したことでも話題を呼んだ。昨年の東京五輪に出場した時は一段階も二段階もレベルアップした姿をWBCで見せてくれるに違いない。
ロドリゲスより2歳年上のソトは、すでに球界屈指の強打者としての地位を確立している。短縮シーズンの20年に打率.351で首位打者に輝き、21年はMVP投票2位。今季も、不振と言われながら両リーグ最多の135四球を記録した。ドミニカ打線の柱として期待される。
ゲレーロJr.も忘れてはいけない。殿堂入りの名選手を父に持ち、昨季は48本塁打を放ってタイトル獲得。OPS(出塁率+長打率)1.002もリーグ1位で、大谷翔平(エンジェルス)とMVP争いを演じたことで日本でもよく知られている。ロドリゲス、ソト、ゲレーロJr.の3人の若武者が実力を発揮すれば、打線の破壊力はすさまじいものになる。
もちろん若手だけでなく、中堅やベテラン選手も錚々たる陣容だ。強打と好守を兼ね備えたマチャドは20年にMVP投票3位に入り、今季は2位。最近は周囲の選手たちをぐいぐい引っ張るチームリーダーとしても頼もしく、WBC代表でも若い選手のまとめ役として期待される。
このオフ、ブルージェイズからマリナーズに移籍したばかりのヘルナンデスはシルバースラッガー賞2度を誇る大砲。広角に打球を飛ばせるのも持ち味だ。アダメスも年々パワーを増して、今季はついに30本塁打の大台を突破してブルワーズの遊撃手球団記録を更新。難しい打球をこともなげにさばく遊撃手守備も必見だ。
スターリング・マーテイは走攻守揃ったアスリートで、昨季はMLB最多の47盗塁をマークするなど30代になっても衰えは見られない。また、ケテル・マーテイは19年に32本塁打を放ち、確実性や選球眼にも優れた攻撃型二塁手。サンチェスも低打率が課題ながら30本塁打は2度放っており、現在でも強い打球を飛ばすことにかけては他の追随を許さない。
これ以外にも、今年のア・リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズの両方でMVPを獲得した25歳のジェレミー・ペーニャ(アストロズ)と、21歳ながらすでにメジャー随一のコンタクト能力を備えるワンダー・フランコ(レイズ)も入っている。アダメスとこの2人は誰がスタメンに入ってもおかしくない実力の持ち主だけに、対戦相手に合わせた柔軟なオーダーが組めるはずだ。
まず、打線は以下のようなメンバーになる。
1 CF フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
2 RF ホアン・ソト(パドレス)
3 3B マニー・マチャド(パドレス)
4 1B ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
5 DH テオスカー・ヘルナンデス(マリナーズ)
6 LF スターリング・マーテイ(メッツ)
7 SS ウィリー・アダメス(ブルワーズ)
8 2B ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)
9 C ゲリー・サンチェス(FA)
1番から9番まで実績十分、まさにどこからでも点が取れる打線が完成した。メジャーの次代を担う若きスターが多数入っているのも特徴だ。
その筆頭が、今季のア・リーグ新人王となったロドリゲスだ。"イチローの愛弟子"としても知られる21歳は、走攻守三拍子そろった総合力を存分に発揮。メジャー1年目では史上初の25本塁打&25盗塁を達成し、最大18年4億7000万ドルの超大型契約を締結したことでも話題を呼んだ。昨年の東京五輪に出場した時は一段階も二段階もレベルアップした姿をWBCで見せてくれるに違いない。
ロドリゲスより2歳年上のソトは、すでに球界屈指の強打者としての地位を確立している。短縮シーズンの20年に打率.351で首位打者に輝き、21年はMVP投票2位。今季も、不振と言われながら両リーグ最多の135四球を記録した。ドミニカ打線の柱として期待される。
ゲレーロJr.も忘れてはいけない。殿堂入りの名選手を父に持ち、昨季は48本塁打を放ってタイトル獲得。OPS(出塁率+長打率)1.002もリーグ1位で、大谷翔平(エンジェルス)とMVP争いを演じたことで日本でもよく知られている。ロドリゲス、ソト、ゲレーロJr.の3人の若武者が実力を発揮すれば、打線の破壊力はすさまじいものになる。
もちろん若手だけでなく、中堅やベテラン選手も錚々たる陣容だ。強打と好守を兼ね備えたマチャドは20年にMVP投票3位に入り、今季は2位。最近は周囲の選手たちをぐいぐい引っ張るチームリーダーとしても頼もしく、WBC代表でも若い選手のまとめ役として期待される。
このオフ、ブルージェイズからマリナーズに移籍したばかりのヘルナンデスはシルバースラッガー賞2度を誇る大砲。広角に打球を飛ばせるのも持ち味だ。アダメスも年々パワーを増して、今季はついに30本塁打の大台を突破してブルワーズの遊撃手球団記録を更新。難しい打球をこともなげにさばく遊撃手守備も必見だ。
スターリング・マーテイは走攻守揃ったアスリートで、昨季はMLB最多の47盗塁をマークするなど30代になっても衰えは見られない。また、ケテル・マーテイは19年に32本塁打を放ち、確実性や選球眼にも優れた攻撃型二塁手。サンチェスも低打率が課題ながら30本塁打は2度放っており、現在でも強い打球を飛ばすことにかけては他の追随を許さない。
これ以外にも、今年のア・リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズの両方でMVPを獲得した25歳のジェレミー・ペーニャ(アストロズ)と、21歳ながらすでにメジャー随一のコンタクト能力を備えるワンダー・フランコ(レイズ)も入っている。アダメスとこの2人は誰がスタメンに入ってもおかしくない実力の持ち主だけに、対戦相手に合わせた柔軟なオーダーが組めるはずだ。
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