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プロ野球

福田&美馬はロッテ、鈴木は楽天! 国内FA組の行き先が決着

スラッガー編集部

2019.11.26

福田のロッテ移籍が決まったことで、ストーブリーグがひとまず決着した。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

福田のロッテ移籍が決まったことで、ストーブリーグがひとまず決着した。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 26日、ソフトバンクからFA権行使を宣言していた福田秀平がロッテ入りを表明したことで、今オフに国内FA権を行使した全選手の“行き先”が確定した。

国内FA権を行使したのは以下の5名。
・則本昂大(楽天):投手
・美馬学(楽天):投手
・十亀剣(西武):投手
・鈴木大地(ロッテ):内野手
・福田秀平(ソフトバンク):外野手

 いち早く去就を決めたのは今年3月に楽天と7年の長期契約を結んでいた則本。10月28日、「ご存じの通り、今年、契約を組み直した上で長期契約をいただいたので、FA権を行使してこの先も楽天イーグルスで頑張りたいという自分の気持ちを表すためにも、これがベストだと思った」とした上で宣言残留。2日後には、十亀も複数年契約での残留を決めた。
 動向が注目された鈴木、美馬、福田の3人では、18日、まず鈴木の楽天入りが決まった。巨人も獲得に動き、ロッテ残留という選択肢もあった中で楽天への移籍を決断した鈴木は、「マリーンズを好きという気持ちは、決して嘘ではありません。ただ自分の中で、野球選手として、ひとりの人間として大きく成長する、挑戦するという選択、決断をさせていただくことになりました」と表明。新天地では4年7億円以上の契約に加え、ロッテ時代と同じ背番号8を付けることになる。

 これにより、チームリーダーの鈴木が抜けたロッテは25日、美馬の加入を発表した。松本尚樹球団本部長は「素晴らしい性格の選手で、若い選手が多いマリーンズにあって見本になってもらい、引っ張ってくれることを期待します」とコメント。そして26日、福田が自身のホームページで「2020シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーすることを決めました」と明かした。

 ロッテの過去のFA補強は、1995年に阪神から獲得した仲田幸司に始まり、2011年のサブロー、13年の涌井秀章の3件。一方、FA流出は5件あったが、今回、美馬と福田が新たに加わったことで同数となった。

〈FA選手行き先まとめ〉
・則本昂大(楽天)→楽天
・美馬学(楽天)→ロッテ
・十亀剣(西武)→西武
・鈴木大地(ロッテ)→楽天
・福田秀平(ソフトバンク)→ロッテ

構成●スラッガー編集部

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