2019総括と平行して、全12球団の主力選手の一年を5段階(A~E)の通信簿形式で振り返っていく。成績だけでなく各選手の期待値込みで採点しているので、みなさんも想像しながら読み進めてほしい。
※A=よくできました、B=まずまずです、C=可もなく不可もなく、D=がんばりましょう、E=もっとがんばりましょう
◆ ◆ ◆
【投手】
★投のMVP★
●山口俊
[試合]26 [勝敗]15-4 [防御率]2.91
[投球回]170.0 [奪三振]188
評価:よくできました(A)
DeNA時代と同じ背番号11に変更した今季は、4月に5年ぶりの月間MVPと好スタート。菅野から学んだスラッターが抜群の威力を発揮し、最多勝、最多奪三振、最高勝率の3冠に輝く大活躍だった。オフにポスティングでのMLB移籍を表明。
●菅野智之
[試合]22 [勝敗]11-6 [防御率]3.89
[投球回]136.1 [奪三振]120
評価:がんばりましょう(D)
腰痛に苦しみながら3完投はさすがだったが、2度の登録抹消もあって7年目で初めて規定投球回に到達できず。4月25日のヤクルト戦では、自己ワーストの3被弾を3者連続で浴びる屈辱も味わった。
●メルセデス
[試合]22 [勝敗]8-8[防御率]3.52
[投球回]120.1 [奪三振]89
評価:まずまずです(B)
ハマった時は素晴らしく、日本シリーズ第2戦では6回無失点1安打の好投。スタミナ不足で7回につかまることが多く、22先発でQS9回のみだったが、850万円という年俸を考えれば文句はない。
●桜井俊貴
[試合]29 [勝敗]8-6[防御率]4.32
[投球回]108.1 [奪三振]82
評価:まずまずです(B)
6月6日の楽天戦で1163日ぶりに先発して白星を挙げると、シーズン中盤から先発ローテーションの一角として奮闘。弱気な姿勢が課題に挙げられていたが、アニメ『キングダム』を見てモチベーションを高め、鬼気迫る投球を身に付けた。
●髙橋優貴
[試合]18[勝敗]5-7[防御率]3.19
[投球回]93.0 [奪三振]89
評価:よくできました(A)
ドラ1ルーキーは4月4日、両親がファンの阪神戦で球団の大卒新人59年ぶりとなる初登板初先発で勝利投手に。5月末に不振で二軍調整となったものの、スライダーを武器に被打率.210と素晴らしい成績を残した。
●今村信貴
[試合]17[勝敗]3-2[防御率]4.08
[投球回]81.2 [奪三振]82
評価:まずまずです(B)
結婚して迎えた今季は枠の調整もあって毎月、一軍と二軍を行ったり来たりしていたが、先発5番手として堅実なピッチング。秋季キャンプでは原辰徳監督から強化指定選手に選ばれるなど期待は大きい。
●田口麗斗
[試合]55 [勝敗]3-3[ホールド]14
[防御率]4.13 [投球回]65.1 [奪三振]66
評価:よくできました(A)
過去4年は先発陣の一角を担ったが、今季はほぼリリーフに専念して55登板&14ホールド。7月にはセ・リーグタイ記録となる10試合連続登板と"酷使"にも耐え抜き、リーグ優勝に大きく貢献した。
●中川皓太
[試合]67 [勝敗]4-3[セーブ]16
[防御率]2.37 [投球回]64.2 [奪三振]74
評価:よくできました(A)
開幕16試合連続無失点の活躍で4月後半から抑えへ。後半戦は疲労もあって調子を落としたが、試合展開に応じて7回からも投げる「ポリバレント・クローザー」として、ともにチーム最多の17ホールド&16セーブを挙げた。
●デラロサ
[試合]26 [勝敗]1-0[セーブ]8
[防御率]2.25 [投球回]24.0 [奪三振]32
評価:よくできました(A)
ブルペン立て直しのため6月27日に緊急来日。初登板で157km、7月27日の阪神戦で160kmをマークしたストレートとスライダーを武器に後半戦は抑えに定着し、奪三振率12.00と打者を牛耳った。
●澤村拓一
[試合]43 [勝敗]2-2[ホールド]13
[防御率]2.61 [投球回]48.1 [奪三振]55
評価:まずまずです(B)
オープン戦では先発に再転向したが、シーズン開幕後は再び中継ぎへ。5月17日の中日戦で981日ぶりのセーブを挙げるなど、本来の力強い投球が蘇った。9月14日の広島戦ではオープナーとして3回無失点。
●大竹寛
[試合]32 [勝敗]4-0[ホールド]8
[防御率]2.77 [投球回]26.0 [奪三振]24
評価:まずまずです(B)
昨オフは「クビを覚悟していた」と語っていたが、今季は主に対右打者への火消し役として復活。8月12日の広島戦では通算100勝も達成し、オフには初めて日本代表入りも経験した。
※A=よくできました、B=まずまずです、C=可もなく不可もなく、D=がんばりましょう、E=もっとがんばりましょう
◆ ◆ ◆
【投手】
★投のMVP★
●山口俊
[試合]26 [勝敗]15-4 [防御率]2.91
[投球回]170.0 [奪三振]188
評価:よくできました(A)
DeNA時代と同じ背番号11に変更した今季は、4月に5年ぶりの月間MVPと好スタート。菅野から学んだスラッターが抜群の威力を発揮し、最多勝、最多奪三振、最高勝率の3冠に輝く大活躍だった。オフにポスティングでのMLB移籍を表明。
●菅野智之
[試合]22 [勝敗]11-6 [防御率]3.89
[投球回]136.1 [奪三振]120
評価:がんばりましょう(D)
腰痛に苦しみながら3完投はさすがだったが、2度の登録抹消もあって7年目で初めて規定投球回に到達できず。4月25日のヤクルト戦では、自己ワーストの3被弾を3者連続で浴びる屈辱も味わった。
●メルセデス
[試合]22 [勝敗]8-8[防御率]3.52
[投球回]120.1 [奪三振]89
評価:まずまずです(B)
ハマった時は素晴らしく、日本シリーズ第2戦では6回無失点1安打の好投。スタミナ不足で7回につかまることが多く、22先発でQS9回のみだったが、850万円という年俸を考えれば文句はない。
●桜井俊貴
[試合]29 [勝敗]8-6[防御率]4.32
[投球回]108.1 [奪三振]82
評価:まずまずです(B)
6月6日の楽天戦で1163日ぶりに先発して白星を挙げると、シーズン中盤から先発ローテーションの一角として奮闘。弱気な姿勢が課題に挙げられていたが、アニメ『キングダム』を見てモチベーションを高め、鬼気迫る投球を身に付けた。
●髙橋優貴
[試合]18[勝敗]5-7[防御率]3.19
[投球回]93.0 [奪三振]89
評価:よくできました(A)
ドラ1ルーキーは4月4日、両親がファンの阪神戦で球団の大卒新人59年ぶりとなる初登板初先発で勝利投手に。5月末に不振で二軍調整となったものの、スライダーを武器に被打率.210と素晴らしい成績を残した。
●今村信貴
[試合]17[勝敗]3-2[防御率]4.08
[投球回]81.2 [奪三振]82
評価:まずまずです(B)
結婚して迎えた今季は枠の調整もあって毎月、一軍と二軍を行ったり来たりしていたが、先発5番手として堅実なピッチング。秋季キャンプでは原辰徳監督から強化指定選手に選ばれるなど期待は大きい。
●田口麗斗
[試合]55 [勝敗]3-3[ホールド]14
[防御率]4.13 [投球回]65.1 [奪三振]66
評価:よくできました(A)
過去4年は先発陣の一角を担ったが、今季はほぼリリーフに専念して55登板&14ホールド。7月にはセ・リーグタイ記録となる10試合連続登板と"酷使"にも耐え抜き、リーグ優勝に大きく貢献した。
●中川皓太
[試合]67 [勝敗]4-3[セーブ]16
[防御率]2.37 [投球回]64.2 [奪三振]74
評価:よくできました(A)
開幕16試合連続無失点の活躍で4月後半から抑えへ。後半戦は疲労もあって調子を落としたが、試合展開に応じて7回からも投げる「ポリバレント・クローザー」として、ともにチーム最多の17ホールド&16セーブを挙げた。
●デラロサ
[試合]26 [勝敗]1-0[セーブ]8
[防御率]2.25 [投球回]24.0 [奪三振]32
評価:よくできました(A)
ブルペン立て直しのため6月27日に緊急来日。初登板で157km、7月27日の阪神戦で160kmをマークしたストレートとスライダーを武器に後半戦は抑えに定着し、奪三振率12.00と打者を牛耳った。
●澤村拓一
[試合]43 [勝敗]2-2[ホールド]13
[防御率]2.61 [投球回]48.1 [奪三振]55
評価:まずまずです(B)
オープン戦では先発に再転向したが、シーズン開幕後は再び中継ぎへ。5月17日の中日戦で981日ぶりのセーブを挙げるなど、本来の力強い投球が蘇った。9月14日の広島戦ではオープナーとして3回無失点。
●大竹寛
[試合]32 [勝敗]4-0[ホールド]8
[防御率]2.77 [投球回]26.0 [奪三振]24
評価:まずまずです(B)
昨オフは「クビを覚悟していた」と語っていたが、今季は主に対右打者への火消し役として復活。8月12日の広島戦では通算100勝も達成し、オフには初めて日本代表入りも経験した。