野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月8日から、いよいよ開幕する。
3大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパンは今大会、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、鈴木誠也(シカゴ・カブス)といったメジャー組を招集。
さらに、今季からMLBに挑戦する吉田正尚(ボストン・レッドソックス)、初の日系人選手であるラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)、史上最年少の三冠王・村上宗隆(ヤクルト)、21歳の剛腕・佐々木朗希など、多士済々なメンバーが揃い、過去最高メンバーと称されている。
一方、連覇を目指す米国も大谷翔平のチームメイトであるマイク・トラウト(エンジェルス)が主将を務め、サイ・ヤング賞左腕のクレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)、走攻守揃ったドジャースの優勝請負人ムーキー・ベッツ、昨シーズンのナショナル・リーグMVPポール・ゴールドシュミット(カーディナルス)など、メジャーの超一流プレーヤーが揃い、こちらも過去最強メンバーで臨む。
最高峰の戦いの開催まで1か月を切ったなか、米メディアでもWBCへの関心が高まっている。米老舗スポーツ誌『The Sporting News』は現地時間7日、「WBCで待ち遠しい対決ベスト10」というWBCを特集した記事を掲載。栄えあるトップに、大谷とトラウトの“エンジェルス対決”を選出した。
同メディアの記事によると、二人の対決が想定される試合は決勝戦だと予想。「どちらが勝つかは分からないが、この対決の全ての瞬間を楽しみたい」と評している。
記事を書いたライアン・フェイガン記者は、二人の直接対決を早くも想像し、イメージを膨らませている。同記者は「WBCの優勝決定戦で、同点の8回または9回にオオタニが登板し、トラウトが打席に入ってきたら、まるで夢のような話だ。どちらが勝つかは分からないが、私はその対決を1秒1秒楽しみたい」と胸を踊らせている。
他にも同誌は、侍ジャパンの佐々木と昨季のアメリカン・リーグ新人王に輝いたドミニカ代表フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)との“MLB&NPB有望プレーヤー対決”だったり、ほとんどのMLBプレーヤーがプールC・Dにいるため実現の可能性は低いが、今オフに11年総額2億8000万ドル(約370億円)という巨額契約でパドレス入りしたザンダー・ボガーツ(オランダ代表)とダルビッシュの“パドレス対決”などを候補に挙げている。
本大会では、先に述べた“ドリーム対決”と言える対戦は、どれほど実現するのだろうか。ここに来てカルロス・コレア(ミネソタ・ツインズ)やフランバー・バルデス(ヒューストン・アストロズ)など、メジャー屈指の実力派のWBC離脱表明が目立つなか、ワクワクするような対戦が実現することを期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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3大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパンは今大会、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、鈴木誠也(シカゴ・カブス)といったメジャー組を招集。
さらに、今季からMLBに挑戦する吉田正尚(ボストン・レッドソックス)、初の日系人選手であるラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)、史上最年少の三冠王・村上宗隆(ヤクルト)、21歳の剛腕・佐々木朗希など、多士済々なメンバーが揃い、過去最高メンバーと称されている。
一方、連覇を目指す米国も大谷翔平のチームメイトであるマイク・トラウト(エンジェルス)が主将を務め、サイ・ヤング賞左腕のクレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)、走攻守揃ったドジャースの優勝請負人ムーキー・ベッツ、昨シーズンのナショナル・リーグMVPポール・ゴールドシュミット(カーディナルス)など、メジャーの超一流プレーヤーが揃い、こちらも過去最強メンバーで臨む。
最高峰の戦いの開催まで1か月を切ったなか、米メディアでもWBCへの関心が高まっている。米老舗スポーツ誌『The Sporting News』は現地時間7日、「WBCで待ち遠しい対決ベスト10」というWBCを特集した記事を掲載。栄えあるトップに、大谷とトラウトの“エンジェルス対決”を選出した。
同メディアの記事によると、二人の対決が想定される試合は決勝戦だと予想。「どちらが勝つかは分からないが、この対決の全ての瞬間を楽しみたい」と評している。
記事を書いたライアン・フェイガン記者は、二人の直接対決を早くも想像し、イメージを膨らませている。同記者は「WBCの優勝決定戦で、同点の8回または9回にオオタニが登板し、トラウトが打席に入ってきたら、まるで夢のような話だ。どちらが勝つかは分からないが、私はその対決を1秒1秒楽しみたい」と胸を踊らせている。
他にも同誌は、侍ジャパンの佐々木と昨季のアメリカン・リーグ新人王に輝いたドミニカ代表フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)との“MLB&NPB有望プレーヤー対決”だったり、ほとんどのMLBプレーヤーがプールC・Dにいるため実現の可能性は低いが、今オフに11年総額2億8000万ドル(約370億円)という巨額契約でパドレス入りしたザンダー・ボガーツ(オランダ代表)とダルビッシュの“パドレス対決”などを候補に挙げている。
本大会では、先に述べた“ドリーム対決”と言える対戦は、どれほど実現するのだろうか。ここに来てカルロス・コレア(ミネソタ・ツインズ)やフランバー・バルデス(ヒューストン・アストロズ)など、メジャー屈指の実力派のWBC離脱表明が目立つなか、ワクワクするような対戦が実現することを期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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