今オフ、メジャーリーグのニューヨーク・メッツの一員となった千賀滉大が、3月9日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加を辞退したことが国内外メディアで伝えられた。今月26日に日本代表メンバー30名が発表され、千賀は名を連ねてはいなかったものの、日本が勝ち進んだ場合、米国ラウンドからのメンバー入り、試合出場の可能性も囁かれていた。
【動画】会見は英語でスピーチ!千賀滉大のメッツ入団会見をチェック 千賀は2017年の第4回大会では先発やリリーフで計4度登板、準決勝のアメリカ戦でもマウンドに立ち好投を見せており、2021年の東京五輪でも2度の救援で安定した投球を披露した。所属チーム同様、国際舞台でも自身の役割を遂行し、存在感を放っていた。
もちろん、メッツ入り直後での代表チーム参加による、シーズンへの影響を考慮したことが理由に他ならない。この点も、すでに世界各国で報じられており、千賀の判断に異論は無く、新天地に移ったことで肯定的に捉える声も少なくない。
アジアや米国内を拠点とするスポーツサイト『sportskeeda』は現地時間1月28日、千賀のWBC不参加のニュースを配信、新たな舞台におけるパフォーマンスへの期待も綴っている。
その中で「当初、センガは代表入りが確実視されていた。しかし参加を辞退し、冬の終わりから春の初めにかけて、メッツのトレーニング施設で過ごすことを希望した。メッツのスプリングトレーニングは、1月31日に正式に開始される」とメッツでの活動に専念するための不参加であると説明している。
その上で同メディアは「コウダイ・センガのソフトバンクでの最後のシーズンとなった2022年、11勝6敗という成績とともに、キャリア最高の防御率1.94を記録した。多くのMLB球団が、この投手をローテーションに入れる必要があることはもはや明らかであった」と日本人右腕がチームに及ぼす影響に改めて言及。
さらに、現在のメッツが最も高年俸選手が集まっている球団であるとして「センガは2023年の最強ローテーションをその中の1人として支える存在だ。投手陣トップ5が1億2000万ドルを優に超える収入を得ることが決まっており、今季、究極の成功を収めること以外、ファンの心に余地はないだろう」と見解を示した。
1人のプロフェッショナルが下した判断、そして決意の意味は、今後の結果で証明されるはずだ。大きな期待とともに、千賀のルーキーシーズンがもうすぐ始まろうとしている。
構成●THE DIGEST編集部
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もちろん、メッツ入り直後での代表チーム参加による、シーズンへの影響を考慮したことが理由に他ならない。この点も、すでに世界各国で報じられており、千賀の判断に異論は無く、新天地に移ったことで肯定的に捉える声も少なくない。
アジアや米国内を拠点とするスポーツサイト『sportskeeda』は現地時間1月28日、千賀のWBC不参加のニュースを配信、新たな舞台におけるパフォーマンスへの期待も綴っている。
その中で「当初、センガは代表入りが確実視されていた。しかし参加を辞退し、冬の終わりから春の初めにかけて、メッツのトレーニング施設で過ごすことを希望した。メッツのスプリングトレーニングは、1月31日に正式に開始される」とメッツでの活動に専念するための不参加であると説明している。
その上で同メディアは「コウダイ・センガのソフトバンクでの最後のシーズンとなった2022年、11勝6敗という成績とともに、キャリア最高の防御率1.94を記録した。多くのMLB球団が、この投手をローテーションに入れる必要があることはもはや明らかであった」と日本人右腕がチームに及ぼす影響に改めて言及。
さらに、現在のメッツが最も高年俸選手が集まっている球団であるとして「センガは2023年の最強ローテーションをその中の1人として支える存在だ。投手陣トップ5が1億2000万ドルを優に超える収入を得ることが決まっており、今季、究極の成功を収めること以外、ファンの心に余地はないだろう」と見解を示した。
1人のプロフェッショナルが下した判断、そして決意の意味は、今後の結果で証明されるはずだ。大きな期待とともに、千賀のルーキーシーズンがもうすぐ始まろうとしている。
構成●THE DIGEST編集部
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