いよいよ2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕する。大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希と史上最強の呼び声も高い日本代表、その初戦の相手が中国だ。今回、中国代表で最も日本野球を知る選手のひとり、梁培(北京猛虎)へインタビューを実施。梁培は日本で生まれ、高校は名門、東海大菅生高校で甲子園を目指し、そして卒業後北京へ渡り現在中国リーグにて活躍中、今回のWBCには中国代表として参加する。そんな日本野球を知り尽くす梁培に、日本戦への想いを聞いた。
<取材・文:久保田嶺>
――◆――◆――
――まず日本代表と対戦することへのお気持ちを聞かせて下さい。
「一番は楽しみという気持ちです。個人的に日本と深い関わりがあるということ、何より今回の日本代表は史上最強と中国のメディアでも言われています。一人の野球選手として彼らと対戦するのは純粋に楽しみです」
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――梁培選手の経歴についてもお聞きします。どの様な経緯から中国で野球をすることになったのでしょうか。
「日本で生まれ、野球を始め、そして高校時代は甲子園を目指し日々野球に取り組んでいました。そして高校卒業が迫る中、まだ物足りない、まだ野球がしたいという気持ちが強く、そんな時に母から『中国で野球をしてみれば』と提案され、これだと思い中国に来ました」
――ありがとうございます。中国の野球はどの様な運営体系になっているのでしょうか。
「皆プロ野球選手として各チームでプレーしています。しかし日本の様なペナントリーグとは少し違い、大会がメインとなります。チームとしては中国全国運動会で優勝すること、選手としてはもちろん中国代表に入ること、これが中国野球選手の最大の目標です」
――中国の野球人気はいかがでしょうか。
「日本と比べるとマイナー競技だと思います。しかし今年はWBCに、アジア大会と国際大会がありますので、例年より盛り上がると思います」
――中国では日本の野球や、例えば大谷選手などは注目されているのでしょうか。
「はい。中国で野球に関わる人間はもちろん大谷選手の活躍について深く知っています。また僕自身が好きなイチロー選手などは、中国人もほとんどが知っていると思います」
<取材・文:久保田嶺>
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――まず日本代表と対戦することへのお気持ちを聞かせて下さい。
「一番は楽しみという気持ちです。個人的に日本と深い関わりがあるということ、何より今回の日本代表は史上最強と中国のメディアでも言われています。一人の野球選手として彼らと対戦するのは純粋に楽しみです」
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――梁培選手の経歴についてもお聞きします。どの様な経緯から中国で野球をすることになったのでしょうか。
「日本で生まれ、野球を始め、そして高校時代は甲子園を目指し日々野球に取り組んでいました。そして高校卒業が迫る中、まだ物足りない、まだ野球がしたいという気持ちが強く、そんな時に母から『中国で野球をしてみれば』と提案され、これだと思い中国に来ました」
――ありがとうございます。中国の野球はどの様な運営体系になっているのでしょうか。
「皆プロ野球選手として各チームでプレーしています。しかし日本の様なペナントリーグとは少し違い、大会がメインとなります。チームとしては中国全国運動会で優勝すること、選手としてはもちろん中国代表に入ること、これが中国野球選手の最大の目標です」
――中国の野球人気はいかがでしょうか。
「日本と比べるとマイナー競技だと思います。しかし今年はWBCに、アジア大会と国際大会がありますので、例年より盛り上がると思います」
――中国では日本の野球や、例えば大谷選手などは注目されているのでしょうか。
「はい。中国で野球に関わる人間はもちろん大谷選手の活躍について深く知っています。また僕自身が好きなイチロー選手などは、中国人もほとんどが知っていると思います」
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