侍ジャパン

「列がエグすぎ」”爆発的人気”の侍J応援グッズが戦場化!”転売ヤー“問題噴出で東京ドーム開催にファン不安視【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.08

侍ジャパンの異常な人気はグラウンド外で深刻な問題を噴出させている。写真:滝川敏之

 侍ジャパンは3月7日、オリックスとの強化試合を9対1で大勝し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)本選前までのすべての強化試合を終えた。いよいよ、明日9日に東京ドームで初戦・中国戦を迎える。

 6日の阪神戦から試合出場が可能となった大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)やラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)、吉田正尚(ボストン・レッドソックス)のメジャー組が出場、大活躍したことも影響し、強化試合には連日多くの観客が詰めかけ、球場外の侍ジャパン公式グッズ売り場には長蛇の列がなしていた。

 無論、一番人気は帽子やレプリカユニフォームなどで争奪戦は必至。徹夜組も出るほど過剰な人気となっている。

 東京ドームでのWBC公式グッズはオフィシャルホームページによると、販売場所は「22ゲート前、20ゲート横の特設ショップ」と記載され、試合開催日には場内1階1塁側と4階中央付近に特設ショップを設置するようだ。営業時間は1次ラウンドが開催される9日から13日の9時から23時。15日と16日は12時から23時となっている。
 
 大谷とヌートバーがチームに合流した3、4日の中日戦では商品が"即売"する大盛況だったが、グッズショップに予想以上の人数が殺到。お目当てのグッズを手に入れられなかったファンからは不満が噴出し、現場は大きく混乱した。

 より多くのファンの来場が見込まれる東京ドームでも再び問題が起こるのではと、ファンからは不安の声が挙がっている。SNS上では「京セラは侍ジャパングッズの客で溢れかえって暴動がおきそうでした」「朝4時に来たけど侍ジャパンのグッズの列エグすぎ」「物販店内は戦場でした」など、6日の阪神戦、7日のオリックス戦でも状況はより深刻さを増していた。

 また、「転売ヤーのやりたい放題に怒号が飛び交っています」「ほんとに転売ヤー迷惑です」「グッズがほぼ売り切れで何も買えなかった。悲しい…」など、侍ジャパングッズや選手サインを即転売する、いわゆる"転売ヤー"問題も後を絶たないようだ。

 3大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパン。試合とは関係のないグラウンド外での問題だが、はたして解決策は見つかるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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