敵将の目にも大谷翔平の才能は印象的に映ったようだ。
侍ジャパンの大谷翔平が3月9日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の初戦となる中国戦に「3番・投手兼指名打者」で先発。投げては4回を被安打1、5奪三振の無失点に抑え、打ってもWBC初打点となるレフトフェンス直撃の2点タイムリー二塁打を含む4打数2安打と躍動した。
試合後、敵将の中国代表ディーン・トレーナー監督は「ゲーム中盤まではピッチャーが持ちこたえて終盤までゲームを作ることができた。もしたかしたらと期待を抱かせる試合だった」と終盤まで2点差の接戦を演じた内容に手応えも語った。
しかし一方で「大谷投手がマウンドにいる間はタフなゲームになるだろうと思っていた」と胸の内を吐露。「果敢に向かっていった」という中国のバッターを称えながらも、「しかしながらショウヘイはショウヘイだった。予想とは少し違うピッチングだったが、さすがに大谷だった」と大谷を絶賛。とりわけ、右バッターへのフロントドアスライダー(体に当たりそうなコースからストライクゾーンへ変化していくスライダー)が「予想以上に効果的で、彼のゲームプランにやられてしまった」と振り返った。
また、6日の強化試合の後、「もしも、可能なら大谷選手が球場入りする時に、タクシーやバスが遅れてくれることを願っています」とユニークな表現で心境を吐露するも、“白旗”を挙げたと報じられ、8日の前日会見では怒りを露わにしていた指揮官だが、報道陣から大谷対策を問われると、「残念ながら大谷投手は時間通りのバスに乗ってきた」とジョークで回答。続けて、「正直プランはあった。打席に立ったら、若いカウントから積極的に振っていこうというものだったが、我々の選手たちは忠実に守ってくれたものの、彼の力が上回った」と大谷のピッチングに改めて脱帽した。
最終的には7点差がつく結果となったが、「7回までは持ちこたえられた」ことには手応えを感じた様子。「きょうは試合の中でいいものがたくさん残せた」と次戦以降へ弾みをつけた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】完璧な立ち上がりで最速は158キロ!大谷翔平のピッチングをチェック!!
【関連記事】「すげぇ迫力!」「老練すぎる」中国代表を大善戦に導いた75歳指揮官に日本のファンから賛辞続出!「やっぱり白旗上げてなかった」【WBC】
【PHOTO】ついにWBC開幕!侍ジャパン対中国の激闘を厳選ショットで特集!
侍ジャパンの大谷翔平が3月9日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の初戦となる中国戦に「3番・投手兼指名打者」で先発。投げては4回を被安打1、5奪三振の無失点に抑え、打ってもWBC初打点となるレフトフェンス直撃の2点タイムリー二塁打を含む4打数2安打と躍動した。
試合後、敵将の中国代表ディーン・トレーナー監督は「ゲーム中盤まではピッチャーが持ちこたえて終盤までゲームを作ることができた。もしたかしたらと期待を抱かせる試合だった」と終盤まで2点差の接戦を演じた内容に手応えも語った。
しかし一方で「大谷投手がマウンドにいる間はタフなゲームになるだろうと思っていた」と胸の内を吐露。「果敢に向かっていった」という中国のバッターを称えながらも、「しかしながらショウヘイはショウヘイだった。予想とは少し違うピッチングだったが、さすがに大谷だった」と大谷を絶賛。とりわけ、右バッターへのフロントドアスライダー(体に当たりそうなコースからストライクゾーンへ変化していくスライダー)が「予想以上に効果的で、彼のゲームプランにやられてしまった」と振り返った。
また、6日の強化試合の後、「もしも、可能なら大谷選手が球場入りする時に、タクシーやバスが遅れてくれることを願っています」とユニークな表現で心境を吐露するも、“白旗”を挙げたと報じられ、8日の前日会見では怒りを露わにしていた指揮官だが、報道陣から大谷対策を問われると、「残念ながら大谷投手は時間通りのバスに乗ってきた」とジョークで回答。続けて、「正直プランはあった。打席に立ったら、若いカウントから積極的に振っていこうというものだったが、我々の選手たちは忠実に守ってくれたものの、彼の力が上回った」と大谷のピッチングに改めて脱帽した。
最終的には7点差がつく結果となったが、「7回までは持ちこたえられた」ことには手応えを感じた様子。「きょうは試合の中でいいものがたくさん残せた」と次戦以降へ弾みをつけた。
構成●THE DIGEST編集部
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