ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月11日、プールAの2試合が行なわれ、第1試合ではパナマがイタリアに2-0で勝利、第2試合では台湾がオランダに9対5で勝利を収めた。台湾とオランダが2勝1敗で並び、ともに首位に立っている。
プールAは4日目までを終えて全勝チームがなく、台湾、オランダが2勝1敗で首位、次いでパナマが2勝2敗、さらにキューバとイタリアが1勝2敗と続く。最終日では台湾対キューバ、イタリア対オランダが行なわれるが、この試合でキューバ、イタリアが勝利すれば、全チームが2勝2敗で並ぶという異例のケースも起こり得る。ますますグループ突破の行方は混沌としてくる。
プール内の順位は勝率で決まるが、並んだ場合は当該チーム間の対戦成績で決まる。それでも決まらない場合は、当該チーム間の(1)失点率(2)防御率(3)打率(4)抽選の順で決まることになる。
プールAの勝ち上がりチームは、準々決勝で日本も所属するプールBのチームと準々決勝で対戦するだけに、最終日は注目の戦いとなりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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