目の当たりにした人々の度肝を抜く一発に反響が広がっている。
3月12日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドプールB第4戦が行なわれ、日本代表の大谷翔平は東京ドームで行なわれているオーストラリア戦に「3番・DH」で先発出場。そして、注目を集めた第1打席で先制となる3ランホームランを放った。
やはり役者が違う。日本は初回にラーズ・ヌートバーが四球で出塁し、続く近藤健介もライト前ヒットで出塁。無死一、二塁の好機で打席に入った大谷は、相手先発左腕のウィル・シェリフが投じた初球112キロのカーブこそ空振りしたものの、2球目にふたたび投じられた緩いカーブを強振。当人が「少し低めの球だったですけど、しっかり振り抜けて良かった」と振り返ったスイングから放たれた打球は、ぐんぐんと飛距離を伸ばし、右中間スタンドの看板に直撃した。
打った瞬間にそれと分かる一打は、"野球の本場"の関係者を文字通り黙らせた。試合の中継を行なっている米放送局『FOX Sports』の解説陣は大谷がホームランを放った瞬間に「東京ドームを熱狂させた!」とつぶやくと、その後1分ほど球場の余韻に浸るように沈黙を貫いたのだ。
異次元の活躍を表すのに言葉はいらないということだろうか。この中継映像を目にした同局のアナリストであるベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニは人間じゃない」と絶賛。自身がマニアとして追い続けている大谷の偉才ぶりを称えた。
すでにアメリカでも反響が相次いでいる大谷の特大アーチ。その衝撃はしばらく余波を広げていきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【WBC PHOTO】大谷翔平が看板直撃の先制3ラン!豪州との熱戦を厳選ショットでお届け!
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3月12日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドプールB第4戦が行なわれ、日本代表の大谷翔平は東京ドームで行なわれているオーストラリア戦に「3番・DH」で先発出場。そして、注目を集めた第1打席で先制となる3ランホームランを放った。
やはり役者が違う。日本は初回にラーズ・ヌートバーが四球で出塁し、続く近藤健介もライト前ヒットで出塁。無死一、二塁の好機で打席に入った大谷は、相手先発左腕のウィル・シェリフが投じた初球112キロのカーブこそ空振りしたものの、2球目にふたたび投じられた緩いカーブを強振。当人が「少し低めの球だったですけど、しっかり振り抜けて良かった」と振り返ったスイングから放たれた打球は、ぐんぐんと飛距離を伸ばし、右中間スタンドの看板に直撃した。
打った瞬間にそれと分かる一打は、"野球の本場"の関係者を文字通り黙らせた。試合の中継を行なっている米放送局『FOX Sports』の解説陣は大谷がホームランを放った瞬間に「東京ドームを熱狂させた!」とつぶやくと、その後1分ほど球場の余韻に浸るように沈黙を貫いたのだ。
異次元の活躍を表すのに言葉はいらないということだろうか。この中継映像を目にした同局のアナリストであるベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニは人間じゃない」と絶賛。自身がマニアとして追い続けている大谷の偉才ぶりを称えた。
すでにアメリカでも反響が相次いでいる大谷の特大アーチ。その衝撃はしばらく余波を広げていきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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