アッズーリ(イタリア代表の愛称)が燃えている――。と言えば、多くの人がサッカーのイタリア代表を思い浮かべるだろうが、目下、快進撃を見せているのは野球の同国代表だ。
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3月12日にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドプールAの最終戦で、イタリアはオランダ代表を7対1で撃破。この結果、失点率で2位に滑り込み、準々決勝進出を決めた。
1勝2敗という状況で、オランダとのヨーロッパ勢対決を迎えたイタリア。3回表にチャドウィック・トロンプのソロホームランで先手を取られるも、4回裏に4番ブレット・サリバンのタイムリーで同点とする。ここで一気呵成に攻め立てた。サル・フレリックとニッキー・ロペスが連続タイムリーを記録するなど一挙6得点の猛攻で難敵オランダを突き放したのである。
大量得点をあげながら、失点も1に抑えるこれ以上ない形で準々決勝進出を掴んだイタリア。デビッド・フレッチャー(ロサンゼルス・エンジェルス)や、N・ロペスとビニー・パスカンティーノ(ともにカンザスシティ・ロイヤルズ)とメジャーリーグでプレーする精鋭を集めたチームは歓喜に沸いた。
そんなイタリアを準々決勝の開催地となる東京で待ち受けるのが、他でもない侍ジャパンだ。
今大会に大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)やダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、ラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)などワールドクラスのタレントを集めた日本は、プールBを4連勝で首位通過。38得点、8失点という盤石の内容で勝ち上がっている。戦力差を考えてもイタリアにとっては容易な相手ではないと言えよう。
しかしながら、国内メディアからの番狂わせへの期待感は小さくない。伊衛星放送『Sky Italia』は「イタリアはヨーロッパの古きライバルであるオランダに強い意志を見せ、準々決勝進出を決めた」とマッチサマリーを掲載。そのなかで日本との大一番に向けた情熱的なメッセージを記した。
「次の試合は東京ドームで行なわれ、対戦相手は優勝候補であり、ショウヘイ・オオタニがマウンドに立つ日本だ。アッズーリにとっては楽な戦いではなく、まず劣勢に立たされることは間違いない。だが、奈落の底から抜け出し、偉大なチームとして再び立ち上がった我々は、情熱の翼を広げて日本戦に臨むだろう」
はたして、ヨーロッパ球界の雄は日本に、そして大谷に、いかに立ち向かうのか。負ければ終わりとノックアウトステージでのパフォーマンスが注目される。
構成●THE DIGEST編集部
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「次の試合は東京ドームで行なわれ、対戦相手は優勝候補であり、ショウヘイ・オオタニがマウンドに立つ日本だ。アッズーリにとっては楽な戦いではなく、まず劣勢に立たされることは間違いない。だが、奈落の底から抜け出し、偉大なチームとして再び立ち上がった我々は、情熱の翼を広げて日本戦に臨むだろう」
はたして、ヨーロッパ球界の雄は日本に、そして大谷に、いかに立ち向かうのか。負ければ終わりとノックアウトステージでのパフォーマンスが注目される。
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