ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は現地3月15日、1次ラウンド・プールDの第4戦が行われ、プエルトリコが第3回大会王者・ドミニカ共和国を5対2で下し、準々決勝進出を決めた。
負ければ1次ラウンド敗退という大一番。プエルトリコは3回に一挙4点を奪うと、その後も小刻みな継投で、2020年ナショナル・リーグ首位打者のフアン・ソト(パドレス)やメジャー通算283本塁打を放つマニー・マチャド(パドレス)など、MLBトップクラスの強打者を揃えるドミニカ共和国打線を2点に抑え込んだ。
迎えた9回。プエルトリコはニューヨーク・メッツで絶対的なクローザーとして君臨するエドウィン・ディアズを投入する。ディアズは160キロを超える速球と145キロを超えるスライダーの2球種のみで、3者連続三振に打ち取る完璧なピッチングでゲームセット。雄叫びを上げ、力強いガッツポーズを見せたディアズを中心にマウンドには歓喜の輪が広がった。
プエルトリコの選手らがピョンピョンと飛び跳ねるなか、突然輪の中心にいたディアズが崩れ落ち、グラウンドに座り込んだ。異変を察知したチームメイトはすぐに輪を離れ、チームドクターを呼ぶ。ディアズは右足に力が入っていないようで歩けず、最後は車いすでグラウンドを後にした。
歓喜が一瞬のうちに悲劇に変わり、プエルトリコのナインは意気消沈。なかには涙を流す選手もいた。戦ったドミニカ共和国の選手たちもディアズの負傷を心配そうに見つめていた。同投手は去り際に右拳を挙げ、ファンの声援に応えた。
MLBナンバー1守護神を襲ったアクシデントは、国内外の野球ファンに大きな衝撃を与えている。「ええ....(困惑)」「ドミニカ敗退。プエルトリコも守護神負傷…波乱やな」「MLB最強守護神が…メッツガン切れだろこれ」「えげつないボール投げていたのに…」「リアルに頭抱えてるやんけ…」「ディアズよ。嘘だと言ってくれ………」など、心配する声と悲痛なコメントが寄せられている。
プールDはベネズエラが4戦全勝でトップ、プエルトリコが2位で“死の組”と言われた1次ラウンドを勝ち上がってきた。このまま守護神が離脱となれば、悲願の初優勝を目指すプエルトリコにとっては余りにも痛い代償となる。重傷でないことを祈るばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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迎えた9回。プエルトリコはニューヨーク・メッツで絶対的なクローザーとして君臨するエドウィン・ディアズを投入する。ディアズは160キロを超える速球と145キロを超えるスライダーの2球種のみで、3者連続三振に打ち取る完璧なピッチングでゲームセット。雄叫びを上げ、力強いガッツポーズを見せたディアズを中心にマウンドには歓喜の輪が広がった。
プエルトリコの選手らがピョンピョンと飛び跳ねるなか、突然輪の中心にいたディアズが崩れ落ち、グラウンドに座り込んだ。異変を察知したチームメイトはすぐに輪を離れ、チームドクターを呼ぶ。ディアズは右足に力が入っていないようで歩けず、最後は車いすでグラウンドを後にした。
歓喜が一瞬のうちに悲劇に変わり、プエルトリコのナインは意気消沈。なかには涙を流す選手もいた。戦ったドミニカ共和国の選手たちもディアズの負傷を心配そうに見つめていた。同投手は去り際に右拳を挙げ、ファンの声援に応えた。
MLBナンバー1守護神を襲ったアクシデントは、国内外の野球ファンに大きな衝撃を与えている。「ええ....(困惑)」「ドミニカ敗退。プエルトリコも守護神負傷…波乱やな」「MLB最強守護神が…メッツガン切れだろこれ」「えげつないボール投げていたのに…」「リアルに頭抱えてるやんけ…」「ディアズよ。嘘だと言ってくれ………」など、心配する声と悲痛なコメントが寄せられている。
プールDはベネズエラが4戦全勝でトップ、プエルトリコが2位で“死の組”と言われた1次ラウンドを勝ち上がってきた。このまま守護神が離脱となれば、悲願の初優勝を目指すプエルトリコにとっては余りにも痛い代償となる。重傷でないことを祈るばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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