3月16日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で日本代表「サムライジャパン」はイタリア代表を9対3で降し、ベスト4進出を決めた。現地時間3月20日、いよいよ米国ラウンドでの準決勝を迎え、3大会ぶりとなる決勝の舞台への切符を掴む戦いに挑む。
【動画】豪快にライトスタンドへ! 吉田正尚の今大会第1号アーチ イタリアのしぶとさに苦しみながらも、過酷な一発勝負の試合を制した準々決勝では、これまでの試合同様、背番号34の存在が光った。吉田正尚(ボストン・レッドソックス)は3回の打席での内野ゴロで待望の先制点をもたらし、その直後の守りではレフトフェンスギリギリで打球を好捕。さらに試合終盤の第4打席ではライトスタンドに自身今大会第1号を放ち、貴重な追加点で試合を決定付けた。
大会を通して高い打撃スキルと勝負強さを存分に見せつけているメジャーリーガーには、米国メディアも反応を示している。
米ニュースサイト『MassLive』ではイタリア戦での吉田の打棒を伝えており「今年ボストンに新たに加わった外野手の一人であるマサタカ・ヨシダは、東京ドームで日本がイタリアに9対3で勝利した準々決勝で、2023年WBCでの初ホームランを放った」と振り返っている。
その上で「ヨシダはこれまで、チームジャパンのために電光石火の活躍を見せてきた。5試合を通して、打率.400、OPS1.189を記録。イタリア戦ではホームランに加え、先制に繋がるゴロも打った。このゲームで彼は、今年のWBCの全選手の中で、10個のRBI(打点)を獲得してトップに立った」と通算成績を評した。
また、この記事には「『クラッシュした!』レッドソックスのヨシダがホームランを放ちパワーを見せつける」と銘打たれており、米アナウンサーのスティーブン・ネルソン氏が吉田の本塁打の際に、その完璧な当たりに対し「ボールが砕けた!」と叫んだことも紹介されている。
さらに『NBC Sports Boston』では、今大会のパフォーマンスを称えながら「ボストン・レッドソックスとの5年総額9000万ドルの契約に応えられるかどうかは、まだわからないが間違いなく、彼は大金を稼ぐことができることを証明した」と来たるレギュラーシーズンへの見込みも述べている。
選球眼やバットコントロールなど、NPB時代より高い評価を得てきたその打撃スキルを、世界一を争う舞台でも存分に披露している吉田正尚。クライマックスを迎える極限の戦いの中で、この男のバッティングこそ世界一へのカギを握る、そんな気がしてならない。
構成●THE DIGEST編集部
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米ニュースサイト『MassLive』ではイタリア戦での吉田の打棒を伝えており「今年ボストンに新たに加わった外野手の一人であるマサタカ・ヨシダは、東京ドームで日本がイタリアに9対3で勝利した準々決勝で、2023年WBCでの初ホームランを放った」と振り返っている。
その上で「ヨシダはこれまで、チームジャパンのために電光石火の活躍を見せてきた。5試合を通して、打率.400、OPS1.189を記録。イタリア戦ではホームランに加え、先制に繋がるゴロも打った。このゲームで彼は、今年のWBCの全選手の中で、10個のRBI(打点)を獲得してトップに立った」と通算成績を評した。
また、この記事には「『クラッシュした!』レッドソックスのヨシダがホームランを放ちパワーを見せつける」と銘打たれており、米アナウンサーのスティーブン・ネルソン氏が吉田の本塁打の際に、その完璧な当たりに対し「ボールが砕けた!」と叫んだことも紹介されている。
さらに『NBC Sports Boston』では、今大会のパフォーマンスを称えながら「ボストン・レッドソックスとの5年総額9000万ドルの契約に応えられるかどうかは、まだわからないが間違いなく、彼は大金を稼ぐことができることを証明した」と来たるレギュラーシーズンへの見込みも述べている。
選球眼やバットコントロールなど、NPB時代より高い評価を得てきたその打撃スキルを、世界一を争う舞台でも存分に披露している吉田正尚。クライマックスを迎える極限の戦いの中で、この男のバッティングこそ世界一へのカギを握る、そんな気がしてならない。
構成●THE DIGEST編集部
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