打った瞬間にそれと分かる特大の一発がマイアミの夜空に舞った。
現地3月21日(日本時間22日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝の日本代表対アメリカ代表がフロリダ州マイアミのローンデポ・パークで開催。2回裏には村上宗隆(ヤクルト)が同点アーチを放った。
若き主砲が完全に目覚めた。2回表にアメリカ代表のトレア・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ)が大会最多タイ記録となる5号アーチを放って先制していたなかで、その裏の先頭打者として打席に入った村上は一振りで決めた。
対峙した右腕メリル・ケリー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が投じた初球、真ん中甘めに入った148キロの4シームを強振。打った瞬間に本人も確信めいて見送った打球は、あっという間に飛距離を伸ばして、ライトスタンドの2階席に着弾した。
前日に行なわれた準決勝のメキシコ戦で、勝負を決めるサヨナラタイムリーを放って、手応えを掴んでいた23歳は、長く続いていた不振を完全に払しょくした。そんな日本の若き主砲が放った一打には、米記者も驚嘆。米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者は「ムネタカ・ムラカミがアッパーデッキまでミサイルをかっ飛ばした!」とツイッターに投稿。さらに米スポーツ専門局『FOX Sports』は「日本からの即答だ」とターナーの一発直後の同点アーチを称えた。
なお、村上の目の覚めるような一発で勢いづいた日本は一気に攻め立て、1死満塁の好機を演出。ここでケリーをマウンドから引きずり降ろすと、代わったアーロン・ループ(ロサンゼルス・エンジェルス)からラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)の内野ゴロの間に勝ち越し。2回裏を終了した時点で2対1とリードしている。
構成●THE DIGEST編集部
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若き主砲が完全に目覚めた。2回表にアメリカ代表のトレア・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ)が大会最多タイ記録となる5号アーチを放って先制していたなかで、その裏の先頭打者として打席に入った村上は一振りで決めた。
対峙した右腕メリル・ケリー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が投じた初球、真ん中甘めに入った148キロの4シームを強振。打った瞬間に本人も確信めいて見送った打球は、あっという間に飛距離を伸ばして、ライトスタンドの2階席に着弾した。
前日に行なわれた準決勝のメキシコ戦で、勝負を決めるサヨナラタイムリーを放って、手応えを掴んでいた23歳は、長く続いていた不振を完全に払しょくした。そんな日本の若き主砲が放った一打には、米記者も驚嘆。米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者は「ムネタカ・ムラカミがアッパーデッキまでミサイルをかっ飛ばした!」とツイッターに投稿。さらに米スポーツ専門局『FOX Sports』は「日本からの即答だ」とターナーの一発直後の同点アーチを称えた。
なお、村上の目の覚めるような一発で勢いづいた日本は一気に攻め立て、1死満塁の好機を演出。ここでケリーをマウンドから引きずり降ろすと、代わったアーロン・ループ(ロサンゼルス・エンジェルス)からラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)の内野ゴロの間に勝ち越し。2回裏を終了した時点で2対1とリードしている。
構成●THE DIGEST編集部
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