日本の怪物が完全に目覚めた。
現地3月21日(日本時間22日)、フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで開催されているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝。アメリカ代表と激突した日本代表は、2回裏に村上宗隆(ヤクルト)が同点アーチを放った。
前日に行なわれたメキシコ代表との準決勝でサヨナラタイムリーを放ち、ヒーローとなった若武者が連夜の活躍を見せた。
チームが2回表にトレア・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ)の一発で先行されていたなかで、即座に反撃した。
その裏のイニングに先頭打者として打席に立った村上は、アメリカの先発右腕メリル・ケリー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が投じた初球、真ん中甘めに入った148キロの4シームをジャストミート。打った瞬間に本人も確信めいて見送った打球はライトスタンドの2階席に着弾した。
多くのアメリカ・ファンが駆け付け、「USAコール」がこだましていた場内を騒然とさせた特大弾。これは文字通りの記録的な一発にもなった。というのも、打球速度は185キロだったのだが、これは今大会にマークされた本塁打のなかで最速なのだ。
これを伝えた米スポーツ専門局『ESPN』のツイッター投稿には、アメリカの野球ファンから「レッドソックスは2億ドルを払うべきだ」「ヤンキースが君を待っている」「いつメジャーリーグに来るんだ」といったコメントが殺到。目の当たりにした日本人スラッガーの一発に驚きを隠せない様子だ。
なお、試合は4回裏に岡本和真(巨人)がソロアーチを放つなど、日本が3対1とアメリカをリードしている。
構成●THE DIGEST編集部
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チームが2回表にトレア・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ)の一発で先行されていたなかで、即座に反撃した。
その裏のイニングに先頭打者として打席に立った村上は、アメリカの先発右腕メリル・ケリー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が投じた初球、真ん中甘めに入った148キロの4シームをジャストミート。打った瞬間に本人も確信めいて見送った打球はライトスタンドの2階席に着弾した。
多くのアメリカ・ファンが駆け付け、「USAコール」がこだましていた場内を騒然とさせた特大弾。これは文字通りの記録的な一発にもなった。というのも、打球速度は185キロだったのだが、これは今大会にマークされた本塁打のなかで最速なのだ。
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なお、試合は4回裏に岡本和真(巨人)がソロアーチを放つなど、日本が3対1とアメリカをリードしている。
構成●THE DIGEST編集部
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