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侍ジャパン

「開催当初は笑われていたが…」欧州もWBCの魅力度アップに注目! “大谷翔平vsトラウト”のスター対決に「歴史に残る戦い」

THE DIGEST編集部

2023.03.25

最後は大谷が盟友トラウトを抑えて優勝を掴んだ侍ジャパン。大会の熱狂は欧州にも伝わっている。(C) Getty Images

最後は大谷が盟友トラウトを抑えて優勝を掴んだ侍ジャパン。大会の熱狂は欧州にも伝わっている。(C) Getty Images

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は侍ジャパンの14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じたが、今大会には多くのスター選手が参加したことで一層その価値が向上している。本大会には参戦できなかったドイツのメディアも今回のWBCに注目し、大会史上最大の盛り上がりを見せた決勝の模様などをレポートしている。

 日本のWBC優勝を「歴史に残る戦い」と題して伝えたのは、日刊紙の『TAGESSPIEGEL』だ。今大会のMVPに選出された大谷翔平を「世紀の才能と見なされ、投手と打者の両方をこなすMLBで唯一のトッププレーヤー。伝説のベーブ・ルースを呼び起こす」と紹介。決勝ではエンジェルスの同僚で、ア・リーグMVP3回のマイク・トラウトとの最終局面での対決にも触れ、なかなか所属チームでは勝てないふたりにとって「キャリアにおけるもっとも重要な試合だった」としている。

 緊迫した展開となった日米対決にも「マイアミの3万6000人と何百万人の視聴者に本物のスペクタクルを提供した」と言及。「米国では、WBC2023の決勝戦が過去最多の観客を集めるかどうかが事前に議論されていた」なかで、魅力的なゲームだったと紹介している。

 さらに、同紙はWBCの歴史を振り返り「開催当初は笑われていたものだが、大会のレベルが証明され、スター選手もこぞって出場を拒否することはなくなった。自国を代表して戦うのであれば、絶対に出たいとも思っている」と述べ、選手たちの間でもWBCに対する認識が変わってきているとしている。また、「大谷はトラウトのように2026年の次回大会にも出場したいと考えている」と記し、彼らの再戦にも注目しているようだ。

構成●THE DIGEST編集部
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