待望の一発に地元メディアは喝采を送っているようだ。
ボストン・レッドソックスの吉田正尚が現地4月3日、本拠地で行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「4番・左翼」でスタメン出場。初回の第1打席で待望のメジャー初ホームランを放った。
3点リードされた初回、レッドソックスは2番のラファエル・ディバースがソロホームランで反撃の狼煙を上げる一発を放つ。なおも1死二塁で吉田に打席が回ると、2球目の外角高めのストレートを捉えると、打球はレフト方向に高々と舞い上がり、左中間のグリーンモンスターを軽々と越えた。試合をすぐに振り出しに戻す同点2ランで、飛距離は390フィート(約118.9メートル)だった。
4番の一発に、本拠地のフェンウェイ・パークは大歓声で背番号7を称え、ベンチに戻った吉田はチームメイトから金色のダンベルを渡されると笑みがこぼれた。
試合は序盤から打ち合いとなり、4回まで毎回得点のパイレーツが7対6でレッドソックスを振り切った。
惜しくも勝利には結びつかなったが、吉田のメジャー初本塁打に地元メディアは高評価を与えている。ボストンのニュースサイト『Boston.com』は「マサタカ・ヨシダがフェンウェイ・パークのモンスターシートを見つけるのに、さほど時間はかからなかった」と記し、「月曜日のパイレーツ戦の初回、ヨシダはメジャーリーグ初のホームランを放ち、3対3の同点に追いついた」と新加入した日本人の初本塁打を伝えた。
さらに同メディアは、「この打球はヨシダのバットから104.6マイル(約168.3キロ)の速さで飛び出し、グリーンモンスターの最後列の座席に着弾し、貴重な同点打となった」と逆方向に放った一発の打球速度を伝え、その凄みを称賛。
加えて、「ダグアウトに戻ったヨシダは、自らの背番号7の入ったダンベルを手に、日本時代に培った『マッチョマン』のニックネームにちなんだ柔軟体操をした」と、チームメイトから祝福され、笑顔を見せた場面を振り返っている。
日本人ルーキーとして、ここまで眩い輝きを放っている吉田。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会史上最多13打点を叩き出した打棒を、メジャーの舞台でも遺憾なく発揮している。
構成●THE DIGEST編集部
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ボストン・レッドソックスの吉田正尚が現地4月3日、本拠地で行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「4番・左翼」でスタメン出場。初回の第1打席で待望のメジャー初ホームランを放った。
3点リードされた初回、レッドソックスは2番のラファエル・ディバースがソロホームランで反撃の狼煙を上げる一発を放つ。なおも1死二塁で吉田に打席が回ると、2球目の外角高めのストレートを捉えると、打球はレフト方向に高々と舞い上がり、左中間のグリーンモンスターを軽々と越えた。試合をすぐに振り出しに戻す同点2ランで、飛距離は390フィート(約118.9メートル)だった。
4番の一発に、本拠地のフェンウェイ・パークは大歓声で背番号7を称え、ベンチに戻った吉田はチームメイトから金色のダンベルを渡されると笑みがこぼれた。
試合は序盤から打ち合いとなり、4回まで毎回得点のパイレーツが7対6でレッドソックスを振り切った。
惜しくも勝利には結びつかなったが、吉田のメジャー初本塁打に地元メディアは高評価を与えている。ボストンのニュースサイト『Boston.com』は「マサタカ・ヨシダがフェンウェイ・パークのモンスターシートを見つけるのに、さほど時間はかからなかった」と記し、「月曜日のパイレーツ戦の初回、ヨシダはメジャーリーグ初のホームランを放ち、3対3の同点に追いついた」と新加入した日本人の初本塁打を伝えた。
さらに同メディアは、「この打球はヨシダのバットから104.6マイル(約168.3キロ)の速さで飛び出し、グリーンモンスターの最後列の座席に着弾し、貴重な同点打となった」と逆方向に放った一発の打球速度を伝え、その凄みを称賛。
加えて、「ダグアウトに戻ったヨシダは、自らの背番号7の入ったダンベルを手に、日本時代に培った『マッチョマン』のニックネームにちなんだ柔軟体操をした」と、チームメイトから祝福され、笑顔を見せた場面を振り返っている。
日本人ルーキーとして、ここまで眩い輝きを放っている吉田。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会史上最多13打点を叩き出した打棒を、メジャーの舞台でも遺憾なく発揮している。
構成●THE DIGEST編集部
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