球界を賑わせた電撃来日から早1か月。今季から横浜DeNAベイスターズの一員となったトレバー・バウアーは、異国での生活に驚きながらも徐々に慣れてきている様子だ。
メジャーリーグ通算83勝、20年にはサイ・ヤング賞も獲得した大物だが、いまのところスターゆえの驕りみたいなものは見えない。むしろ、郷に入っては郷に従えという振る舞いが目につく。4月16日に更新された彼のYouTubeチャンネルでの一コマは、彼の日本球界へのリスペクトを感じさせるものだった。
来日から20日目に、バウアーは代理人のレイチェル・ルーバさんら関係者とともに、横浜スタジアムでの試合を初観戦。試合前のド派手な演出や、試合終了後もファンが帰ろうとせずに観客席に残る姿を目の当たりにし、「すごい」とポツリ。そして、「彼ら(ファン)は太鼓とかを使って曲を演奏するんだけど、気づいたらスタジアム全体が歌い出して大合唱になるんだ。日本で野球の試合を見たことがない人は行くべきだ」と強調。日米の野球観戦の違いを論じた。
「日本はアメリカとは違う。あくまで僕の意見だけど、日本のほうが好きだ。スタジアムそのものがエンターテインメントで、試合そのものがエンターテインメントであるような感じだ。ここのファンは、アメリカのファンたちよりも、フィールドで何が起こっているかをよく見ているし、理解している。本当にプレーするのが楽しみだよ。フィールドに立つのを待っていられない」
さらにバウアーは、ワールドシリーズに出場した2016年のガーディアンズ時代の経験をふまえて「クリーブランドも熱狂的だったけど、試合中にずっと興奮状態だったわけじゃない。でも、日本は初回から試合後の30分くらいはずっと大盛り上がりなんだ。ファンは一度も休むことがない」と驚嘆。そして、「打者だけだけど、まるで主役のように扱ってくれるんだ」と日本球界の応援スタイルへの感想を口にした。
幾度となく「凄いエンターテインメントだ」と繰り返した。「こんなクレイジーな環境は他にない。プレーするのが楽しみになった」というバウアーがハマスタのマウンドで躍動し、ファン歓迎される姿を興味深く待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
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来日から20日目に、バウアーは代理人のレイチェル・ルーバさんら関係者とともに、横浜スタジアムでの試合を初観戦。試合前のド派手な演出や、試合終了後もファンが帰ろうとせずに観客席に残る姿を目の当たりにし、「すごい」とポツリ。そして、「彼ら(ファン)は太鼓とかを使って曲を演奏するんだけど、気づいたらスタジアム全体が歌い出して大合唱になるんだ。日本で野球の試合を見たことがない人は行くべきだ」と強調。日米の野球観戦の違いを論じた。
「日本はアメリカとは違う。あくまで僕の意見だけど、日本のほうが好きだ。スタジアムそのものがエンターテインメントで、試合そのものがエンターテインメントであるような感じだ。ここのファンは、アメリカのファンたちよりも、フィールドで何が起こっているかをよく見ているし、理解している。本当にプレーするのが楽しみだよ。フィールドに立つのを待っていられない」
さらにバウアーは、ワールドシリーズに出場した2016年のガーディアンズ時代の経験をふまえて「クリーブランドも熱狂的だったけど、試合中にずっと興奮状態だったわけじゃない。でも、日本は初回から試合後の30分くらいはずっと大盛り上がりなんだ。ファンは一度も休むことがない」と驚嘆。そして、「打者だけだけど、まるで主役のように扱ってくれるんだ」と日本球界の応援スタイルへの感想を口にした。
幾度となく「凄いエンターテインメントだ」と繰り返した。「こんなクレイジーな環境は他にない。プレーするのが楽しみになった」というバウアーがハマスタのマウンドで躍動し、ファン歓迎される姿を興味深く待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
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