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「彼は何者?」昨シーズン屈辱を味わった菊池雄星が無傷の4連勝! 米記者は左腕の“成長” に惚れ惚れ「別人のようだ」

THE DIGEST編集部

2023.04.27

今シーズン絶好調の菊池。現地記者も驚きのようだ。(C)Getty Images

 現地4月26日、トロント・ブルージェイズの菊池雄星は、シカゴ・ホワイトソックス戦で登板。5回2/3(89球)を投げ、被安打4、与四球1、8奪三振、無失点を記録し、開幕から無傷の4連勝を飾った。

【動画】速球?スライダー?打者を惑わす菊池の投球フォーム

 初回、速球とスライダーの2球種で2者連続三振を奪う立ち上がり。3番のルイス・ロバートJr.に右翼フェンスまで運ばれたものの、右翼手ジョージ・スプリンガーが二塁に好返球し、アウトに。

 2回からはチェンジアップやカーブを交えながら、好投を続けた。唯一得点圏に走者を許したのは5回だ。ヒットと四球で1死一、二塁のピンチを招いた。それでも続くレニン・ソーサを右飛、ロミー・ゴンザレスからは空振り三振を奪い、事なきを得た。
 
 昨シーズン20試合(82.1イニング)で先発し、与四死球56とコントロールが安定せず、57失点を喫した左腕。その結果、4勝7敗、防御率は5.25まで低迷し、8月からは先発ローテーション落ちの屈辱を味わった。

 雪辱を誓う彼は今季ここまで5試合(27イニング)に登板し、4勝無敗、与四球4、9失点で防御率3.00と好調を維持している。この成長ぶりにMLB公式サイトのブルージェイズ番キーガン・マセソン記者は、「彼は何者なんだ?」と目を丸くしている。

 初回、アンドリュー・ボーンの内角低めにスライダーを投じ空振り三振に仕留めた菊池。同氏は、同動画を添えて「ユウセイ・キクチが右打者にこの球を投げ込むのはエグい! 2022年と比較すると別人のようだ」と絶賛した。

 今季から髭を蓄え、スタイルを大きく変えた背番号16。この勢いでシーズンを戦い抜いてもらいたい。

構成●THE DIGEST編集部

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