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MLB

大谷翔平、CY賞右腕バーンズから快心の4試合連続ヒット! 猛打賞&2盗塁で奮闘も“投壊”のエ軍は17連戦負け越し

THE DIGEST編集部

2023.04.30

膝元に食い込んでくるバーンズのカッターを捉えた大谷。難しいボールを見事に捉える巧打だった。(C)Getty Images

膝元に食い込んでくるバーンズのカッターを捉えた大谷。難しいボールを見事に捉える巧打だった。(C)Getty Images

 現地4月29日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。チームが5対7で敗れたなかで、5打数2安打2盗塁と結果を残した。

 MLB屈指のカットボーラーで、21年のサイ・ヤング賞投手であるコービン・バーンズと対戦したこの日、大谷が見せ場を作ったのは、3回表2死一塁の局面で迎えた第2打席だった。カウント0-1からインローに投じられた94.6マイル(約152.2キロ)のカットボールを強振。鋭い当たりをライト前に飛ばし、4試合連続安打を記録した。
 
 試合は0対3とされた5回表にエンジェルスはバーンズから1点を返すも、その裏に投手陣が崩れる。2つの押し出しを含めた4失点で、早々にブルワーズに試合の趨勢を定められてしまった。

 8回表にマイク・トラウトの2ランホームランで2点を返したエンジェルスは、直後に内野安打を打って出塁した大谷が今季4個目の盗塁を成功させてチャンスメイク。なおも無死一、二塁の絶好機だったが、後続が続かなかった。

 連敗を避けたいエンジェルスは土壇場で食い下がる。9回表に2死2塁からトラウトの2打席連続アーチで2点差に迫ると、続く大谷が2死無塁からマウンドに上がった相手守護神デビン・ウィリアムズと対峙して初球打ちでセンター前ヒットを記録。現地4月27日以来の猛打賞をマークした。

 それでも反撃もここまで。最後は4番のアンソニー・レンドーンがウィリアムズの「難攻不落のチェンジアップ」とされるエアベンダーを打たされて凡退。無念の2連敗。怒涛の17連戦の負け越しも決まった。

構成●THE DIGEST編集部

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