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プロ野球

バウアーの“刀パフォ”がまさかの大騒動に!DeNAが異例の声明を発表「誤解を招く発信を非常に残念に思っています」

THE DIGEST編集部

2023.05.03

バウアーは、5月3日の広島戦で1軍デビューを果たした。写真:産経新聞社

バウアーは、5月3日の広島戦で1軍デビューを果たした。写真:産経新聞社

 その“刀パフォーマンス”を巡って大きな波紋を呼んだトレバー・バウアー。5月3日、所属するDeNAが異例の声明を発表した。

 これまでライブBP、ファームでの試合で三振をとるたびに“刀パフォを披露し、試合を盛り上げてきた右腕。3日の広島戦で1軍デビューを飾る彼をサポートしようと考えた球団は1日、「皆さまもぜひ一緒にやりましょう」とTwitterで呼びかけた。

【動画】バウアーが三振後に披露する“刀パフォーマンス”

 ところが、これに対して守護神の山﨑康晃が「公式が煽るな。あほちん。ノーリスペクト。もっと違うやり方がある」と苦言を呈した。すると米国メディアは、バウアーが同僚に批判されたと受け取ったようで、「またあのトラブルメーカーが何かしでかしたのか」などと騒動に発展したのだ。

 DeNAはすぐさま対応にあたったようで、5月3日に以下のように伝えた。
 
「昨日の試合前に、バウアー選手のパフォーマンス(SWORDセレブレーション)にまつわる球場演出について、山﨑選手と話し合いを行いました。球団からは、純粋にファンと喜びを共有したい意図での演出・発信という認識を山﨑選手へ説明しました」

「また、バウアー選手は日本文化に不適切なことはしたくないと思っており、球団とはパフォーマンスについても問題がないか、来日後、ファームでの登板前から話し合ってきました。その上で、球団もサポートし、ファンのみなさんに喜んでもらえる演出として考えてきました」

 最後に球団は「なお、山﨑選手の発信を一部海外メディアが表現の一部を切り取って誤解を招く発信をしたことについては、球団は非常に残念に思っています」と結んだ。

 なお、同騒動を受けてだろうか。3日の広島戦でサイ・ヤング賞投手は、9つの三振を記録。だがいずれも同パフォーマンスは披露していない。

構成●THE DIGEST編集部

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