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「2試合で7失点は援護できんわ!」「左に弱すぎ」2戦連続“大炎上”で防御率8.40のDeNAバウアーに落胆の声が続々

THE DIGEST編集部

2023.05.17

2戦連続7失点を喫したバウアー。サイ・ヤング賞投手の思わぬ“炎上”に心配の声が寄せられた。(C)AP/AFLO

 2020年サイ・ヤング賞投手が、まさかの2試合連続"大炎上"でKOされた。

 横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアーが5月16日の広島戦(横浜スタジアム)に来日3度目の先発マウンドに上がったが、初回からカープ打線の猛攻を浴び、2回を投げて8安打7失点。69球で降板した。チームは終盤に追い上げたが5対7で敗れ、バウアーは連敗。防御率は8.40に悪化した。

 前回登板の巨人戦で7失点を喫したバウアー。背水の陣で臨んだマウンドだったが、立ち上がり早々崩れた。先頭打者の菊池涼介を内角に食い込む153キロの速球で空振り三振に仕留めたが、次打者に153キロのストレートを捉えられ、右二塁打。暴投で走者に進塁を許すと、3番・秋山翔吾にはカウント2-2から7球目のカットボールを右中間に運ばれる適時二塁打で2点を失った。

 広島打線の勢いは止められず、4番ライアン・マクブルームにもスライダーを打たれて適時二塁打を許すと、続く西川龍馬にはライトスタンド中段へ痛恨の2ラン本塁打を浴び、なんと初回からバウアーは4点を失った。

 元メジャーの大物助っ人は、2回も修正することができない。先頭打者に左中間二塁打を許すと、犠打で走者を三塁に進められると、味方のエラーで1点を失う。なおも1死一、二塁から初回にタイムリーを打たれた秋山、マクブルームに連続適時打を浴び、この回も失点を重ねた。

 その裏の攻撃でバウアーに打席が回ってきたが、三浦大輔監督は代打を送り、バウアーは2回で降板。8安打、1奪三振、1四球、7失点でサイ・ヤング賞投手はKO。今月3日に1軍初先発し、7回を7安打1失点に抑えて初勝利をマークした広島相手に、今度は返り討ちにされてしまった。
 
 2戦連続7失点、来日最短での降板にSNS上でも話題となった。ツイッターでは「バウアー今日もボコボコなん?」「2試合で7失点は、さすがに援護できんわ!」「最速157キロ出てて打たれるのは、明らかに問題ありそう」「オイオイ、お前がしっかりしてくれないと困るんやー」「左に弱すぎて草」「さすがに連続炎上はあかんって…」といった大物助っ人のピッチングに落胆するコメントが相次いだ。

 なかには「ピンチのシーンでなんで誰も声をかけにいかないのかな?」「仲良い外国人選手はいても、チームにはまだ溶け込めていないのでは」「通訳大変そう」など、チームメイトとのコミュニケーション不足を心配するコメントも目立った。

 14日の阪神戦に敗れて首位陥落となったDeNA。サイ・ヤング賞右腕に連敗ストップが託されたが、悪い流れを止めることができず、チームは泥沼の6連敗。4月の快進撃が影を潜め、浮上のきっかけを掴めていない。はたして、ここから巻き返すことはできるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】赤ヘルの猛打を浴びるバウアー