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MLB

「オオタニはトラウトを超えたのか」米メディアが“エ軍二大スター”に独自視点の比較論を展開!「トラウトは自分を売り込まない」

THE DIGEST編集部

2023.05.20

エンジェルスの2枚看板である大谷(右)とトラウト(左)。今季もチームを牽引する。(C)Getty Images

エンジェルスの2枚看板である大谷(右)とトラウト(左)。今季もチームを牽引する。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地5月19日、本拠地でミネソタ・ツインズと対戦。3点をリードする展開から一時は逆転を許すも、7回裏にふたたびリードを奪って5対4の快勝を収めた。3連戦の初戦を制し、前日に続く連勝だ。

 大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打1四球という内容。主砲のマイク・トラウトはベンチスタートで出番なしに終わったが、前日のボルティモア・オリオールズ戦では「トラウタニ」のアベック弾で勝利を飾った。ともに、エンジェルスの絶対軸であると同時に、MLBを代表するスタープレーヤーであることも周知の事実だ。

 ポストシーズン進出を目ざす今季のエンジェルスにあって、両雄のハイパフォーマンスは欠かせないだろう。米メディアはその存在をこぞってフォーカスし、以前から比較展開する記事も少なくない。

 米スポーツサイト『Clutch Points』は「ショウヘイ・オオタニはマイク・トラウトを超える人気者になったのか?」と銘打った特集記事を掲載。そのなかで「現在MLBには、一世一代のスーパースターが存在する」と触れながら、「以前はマイク・トラウトだったが、今はショウヘイ・オオタニだ」と主張している。
 
 さらに、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝での直接対決を振り返り、個々の選手としての特徴にも言及。打撃面は「両者ともパワーとアベレージの両方を兼ね揃える」としながら、守備面では大谷の“二刀流”を褒め称えた。「ほかの選手とは一線を画しており、その過程で数え切れないほどベーブ・ルースと比較されるようになったのだ」と評している。

 また、近年トラウトが怪我に悩まされている点を指摘し、「トラウトはオオタニのようなショーマンではない。オオタニはスターダムというものを歓迎しているように見えるが、トラウトは自分を売り込むようなこともしない」とパーソナリティの違いを分析した。

 紛れもない現代のスターコンビ、大谷とトラウト。MLBの「顔」である両雄にはこれからも、世界中のファン、メディアからその一挙手一投足に熱視線が送られるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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