苦悩する日本人右腕に、球場から容赦ない大ブーイングが巻き起こった。
藤浪晋太郎(オークランド・アスレティックス)が現地22日、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に救援登板。8点ビハインドの7回からマウンドに上がると、三振2つを奪い無失点に抑えたが、2イニング目の8回に"四球"をきっかけに乱れ3失点を喫した。
17日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦以来のリリーフとなった藤浪は、最初のイニングを三者凡退で終え、悠然とマウンドを降りた。ところが、回をまたいだ8回1アウト後、次打者をストレートで歩かせると、続くフリオ・ロドリゲスに投じた初球が抜けてしまい、脇腹にドンと鈍い音を立てた。
その直後、スタンドから大きなブーイングが沸き起こり、昨シーズンのア・リーグ新人王は捕手のシェイ・ランガリアーズに詰め寄る場面も。悪い流れは止められず、藤浪は1死満塁のピンチを招くと、5番エウヘニオ・スアレスに中前適時打を許すなど3失点。点差を広げてしまい、最後はうつむきながらマウンドを降りた。試合は11対2でマリナーズが勝ち、4連戦の初戦を飾った。
2回を投げ(40球)被安打2、奪三振4、四死球2。自責点3で防御率は12.69と悪化してしまった。3戦連続失点を重ねた背番号11に、現地メディアは厳しい評価が並ぶ。
アスレティックスの地元ラジオ局『KCBS Radio』のジョー・ヒューズ氏はツイッターに「フジよ、またか。ふたたび厳しいリリーフを強いられた」と嘆いた。同氏は藤浪の投球内容を記すと、「彼は最初のイニング(7回)はクリーンだった」と言及したうえで「対戦した4人の打者のうち3人を三振に打ち取ったが、バスの車輪が外れてしまったみたいだ」と8回の乱調に苦言を呈した。
マリナーズの地元テレビ局『FOX 13 Seattle』のレポーターを務めるカーティス・クラブトゥリー氏は、8回にT-モバイルパークが一時不穏な空気になったと指摘。「シンタロウ・フジナミの初球95マイル(約152.8キロ)の速球を背中に浴びたフリオ・ロドリゲスが不機嫌になった」と説明。大事には至らなかったが、ケガにつながりかねない危険なボールだったと批判した。
前回登板でもイニングをまたいだ時に"四球"でピンチを広げ、5敗目を喫していた藤浪。悪癖が改善されず、同じミスを繰り返してしまった日本人右腕の悩みは尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「19イニングぶりの得点だ!」今季17度目のマルチ安打!! 吉田正尚の同点打に米識者が喝采の嵐
【関連記事】「オオタニは勝ちたいんだ!」大谷翔平の"去就"にロス紙が持論。今オフFAは"不可避"と嘆き「エ軍にいるうちに楽しんでおこう」
【関連記事】「お見事だ!」大谷翔平が投じた勝負所の"魔球"に米喝采!本人は"無駄な"四球を反省「ストレスがたまるので減らさないと」
藤浪晋太郎(オークランド・アスレティックス)が現地22日、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に救援登板。8点ビハインドの7回からマウンドに上がると、三振2つを奪い無失点に抑えたが、2イニング目の8回に"四球"をきっかけに乱れ3失点を喫した。
17日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦以来のリリーフとなった藤浪は、最初のイニングを三者凡退で終え、悠然とマウンドを降りた。ところが、回をまたいだ8回1アウト後、次打者をストレートで歩かせると、続くフリオ・ロドリゲスに投じた初球が抜けてしまい、脇腹にドンと鈍い音を立てた。
その直後、スタンドから大きなブーイングが沸き起こり、昨シーズンのア・リーグ新人王は捕手のシェイ・ランガリアーズに詰め寄る場面も。悪い流れは止められず、藤浪は1死満塁のピンチを招くと、5番エウヘニオ・スアレスに中前適時打を許すなど3失点。点差を広げてしまい、最後はうつむきながらマウンドを降りた。試合は11対2でマリナーズが勝ち、4連戦の初戦を飾った。
2回を投げ(40球)被安打2、奪三振4、四死球2。自責点3で防御率は12.69と悪化してしまった。3戦連続失点を重ねた背番号11に、現地メディアは厳しい評価が並ぶ。
アスレティックスの地元ラジオ局『KCBS Radio』のジョー・ヒューズ氏はツイッターに「フジよ、またか。ふたたび厳しいリリーフを強いられた」と嘆いた。同氏は藤浪の投球内容を記すと、「彼は最初のイニング(7回)はクリーンだった」と言及したうえで「対戦した4人の打者のうち3人を三振に打ち取ったが、バスの車輪が外れてしまったみたいだ」と8回の乱調に苦言を呈した。
マリナーズの地元テレビ局『FOX 13 Seattle』のレポーターを務めるカーティス・クラブトゥリー氏は、8回にT-モバイルパークが一時不穏な空気になったと指摘。「シンタロウ・フジナミの初球95マイル(約152.8キロ)の速球を背中に浴びたフリオ・ロドリゲスが不機嫌になった」と説明。大事には至らなかったが、ケガにつながりかねない危険なボールだったと批判した。
前回登板でもイニングをまたいだ時に"四球"でピンチを広げ、5敗目を喫していた藤浪。悪癖が改善されず、同じミスを繰り返してしまった日本人右腕の悩みは尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「19イニングぶりの得点だ!」今季17度目のマルチ安打!! 吉田正尚の同点打に米識者が喝采の嵐
【関連記事】「オオタニは勝ちたいんだ!」大谷翔平の"去就"にロス紙が持論。今オフFAは"不可避"と嘆き「エ軍にいるうちに楽しんでおこう」
【関連記事】「お見事だ!」大谷翔平が投じた勝負所の"魔球"に米喝采!本人は"無駄な"四球を反省「ストレスがたまるので減らさないと」
関連記事
- 「オオタニは勝ちたいんだ!」大谷翔平の“去就”にロス紙が持論。今オフFAは“不可避”と嘆き「エ軍にいるうちに楽しんでおこう」
- 好救援で”火消し”に成功した藤浪晋太郎が待望のメジャー初勝利!歓喜の声が続々「涙出てきた…」「酷評してすまん!」
- 「フジナミにとってMLBは悪夢だ」”炎上”を続ける藤浪晋太郎に米メディアが一刀両断!”悪癖”に助言も「四球を抑えないと」
- 「2023年最悪の契約だ!」”炎上”が止まらない藤浪晋太郎に米メディアが痛烈評価!「先発だけでなく中継ぎでも大爆死」
- 「マイナーでも通用しない」藤浪晋太郎、またも“制球難”で3失点の大乱調!19球中ストライクがわずか4球の右腕に米ファン怒り!