５月24日、神宮で開催されたヤクルト戦に「５番・三塁」でスタメン出場した佐藤輝明（阪神）が、９回２死の土壇場で２点タイムリーを放ち、阪神が劇的な逆転勝利を収めた。

　１点を追う９回２死の場面、ノイジー（阪神）の飛球を相手右翼手が見失い三塁打に。続く大山悠輔が四球を選び、一、三塁と繋ぐと、打順は佐藤に回った。守護神・田口麗斗が投じた初球のストレートを背番号８は、右翼線に弾き返した。その間、一塁ランナーが生還し、勝ち越しに成功。

　これには「輝明、まじかっこいいよ」「神っテル」「お前最高すぎるわ！」「本当に痺れました」「やっぱ持ってるわこの男」「気持ちよく風呂入れるわぉ」などとファンは興奮ぶりをSNSで呟いている。
  　起死回生の一打を放った24歳は、試合後「絶対に回ってくると思って、準備していました。初球からどんどん積極的にいこうと思っていました」と振り返ったうえで、喜びを口にした。

「滅茶苦茶嬉しかったです。絶対に打つと決めていたので、その通りになって良かったです」

　直近12戦で11勝１敗とし、独走態勢を築く首位・阪神。佐藤は「（チームは勢いに）乗っています！明日も勝ちます！よろしくお願いします！」とファンに呼びかけた。

構成●THE DIGEST編集部

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