日本の偉才が見せた、華麗なバットフリップに米メディアも大興奮だ。

　現地６月12日、敵地テキサス・レンジャーズ戦に「２番・指名打者」として先発出場したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、１点を追う７回に２試合ぶりの19号ソロを放つと、延長12回に勝ち越しの20号２ランをマーク。アメリカン・リーグ本塁打争いでは、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジを抜いてトップに浮上している。

　７回の第４打席では、レンジャーズの２番手グラント・アンダーソンから打球速度114.1マイル（約183.6キロ）、飛距離459フィート（約139.9メートル）の豪快弾を放った大谷。一部で話題となっているのは、スタンドインを確信した大谷のバットフリップだ。悠々と打球の行方を見届ける背番号17は、クールにバット投げを披露してみせた。
  　これには、米スポーツ専門局『FOX Sports』の番組アナリストを務め、“大谷マニア”としても知られるベン・バーランダー氏が、「459フィートを飛ばしたオオタニのバットフリップは、まさに興奮ものだ」とツイート。「同点に追いつくオオタニのムーンショット、素晴らしいバットフリップを繰り返し見ている」と投稿している。

　また、米メディア『B/R Walk-Off』の公式ツイッターが、「本塁打とバットフリップを決めるオオタニ」と綴り、実際の映像を共有すると、米スポーツ専門サイト『The Athletic』は、「オオタニがアーリントンで上段スタンドに459フィートの一発を放ち、同点に追いつく」とツイート。「このバットフリップを見よ」と反応を示していた。

　なおこの日、エンジェルスが延長戦の末に９対６と逆転勝利を飾ったなか、大谷は４打数２安打４打点と大暴れ。この４試合で４発と一気にペースを上げている。

構成●THE DIGEST編集部

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