6月20日(現地)から、エンジェル・スタジアムでエンジェルス対ドジャースの「フリーウェイ・シリーズ」が行われる。
同じロサンゼルス圏内を本拠とするチーム同士の言わば"LAダービー"。通算ではエンジェルスが73勝67敗と勝ち越しているが、ここ3年間に限れば3勝13敗と大きく負け越し。特に昨年はまさに完膚なきまでに叩きのめされた。
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6月14日 0-2
6月15日 1-4
7月15日 1-9
7月16日 1-7
エンジェルスが4試合で奪った得点はわずかに3。一方で計22点を失い、文字通りドジャースの圧勝という結果に終わった。
これは、近年の両チームの勢いをそのまま反映した結果と言えなくもない。周知のように、エンジェルスが最後にプレーオフに出場したのは14年。ここ7年連続で負け越しシーズンを送っている。一方、ドジャースは過去10年連続でプレーオフ出場を果たし、うち9回は地区優勝。20年にはワールドシリーズ優勝も達成するなど、MLBで最も安定した強さを誇るチームとして君臨してきた。 だが、今年はそんな両チームの力関係に変化の兆しが見えている。現時点の勝敗は、ドジャースの39勝33敗に対してエンジェルスが41勝33敗。エンジェルスが勝率でドジャースを上回った状態でフリーウェイ・シリーズを迎えるのは、それこそ最後にプレーオフ出場を果たした14年まで遡らなければならない。
しかも、ドジャースの状態が今、あまりにも悪い。6月に入って5勝10敗と大きく負け越し、17日には地区ライバルのドジャースを相手に何と0対15と大敗を喫した。一方のエンジェルスは、怪我人が続出しながらも大谷翔平の超人的な活躍もあって6月は11勝6敗。15日には地区2位に浮上した。
初戦の相手は、メジャー通算205勝を誇るクレイトン・カーショウ。昨年のフリーウェイ・シリーズでは、7回パーフェクトの快投を演じたレジェンド左腕攻略に成功して勝利を収めれば、単なる1勝以上の価値がある。
そして2戦目は大谷がマウンドに上がる。エンジェルスとすれば、"格上"のライバルを倒して一気に波に乗りたいところだ。
構成●SLUGGER編集部
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これは、近年の両チームの勢いをそのまま反映した結果と言えなくもない。周知のように、エンジェルスが最後にプレーオフに出場したのは14年。ここ7年連続で負け越しシーズンを送っている。一方、ドジャースは過去10年連続でプレーオフ出場を果たし、うち9回は地区優勝。20年にはワールドシリーズ優勝も達成するなど、MLBで最も安定した強さを誇るチームとして君臨してきた。 だが、今年はそんな両チームの力関係に変化の兆しが見えている。現時点の勝敗は、ドジャースの39勝33敗に対してエンジェルスが41勝33敗。エンジェルスが勝率でドジャースを上回った状態でフリーウェイ・シリーズを迎えるのは、それこそ最後にプレーオフ出場を果たした14年まで遡らなければならない。
しかも、ドジャースの状態が今、あまりにも悪い。6月に入って5勝10敗と大きく負け越し、17日には地区ライバルのドジャースを相手に何と0対15と大敗を喫した。一方のエンジェルスは、怪我人が続出しながらも大谷翔平の超人的な活躍もあって6月は11勝6敗。15日には地区2位に浮上した。
初戦の相手は、メジャー通算205勝を誇るクレイトン・カーショウ。昨年のフリーウェイ・シリーズでは、7回パーフェクトの快投を演じたレジェンド左腕攻略に成功して勝利を収めれば、単なる1勝以上の価値がある。
そして2戦目は大谷がマウンドに上がる。エンジェルスとすれば、"格上"のライバルを倒して一気に波に乗りたいところだ。
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