現地時間７月18日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、本拠地で行なわれたワシントン・ナショナルズ戦に「２番・右翼」でスタメン出場。第３打席で５試合ぶりとなる８号ソロを放つなど、６打数４安打３打点と躍動し、17対３でのチーム勝利に貢献した。
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　初回でレフトへのヒットを放った鈴木。１対３と２点ビハインドで迎えた６回１死の第３打席で、相手先発左腕パトリック・コービンが投じたカウント２-２からの７球目、83.8マイル（約134.9キロ）のスライダーを完璧に捉え、左翼スタンドに叩き込んだ。

　勢いに乗った28歳は、第４打席でライト前にタイムリーヒット、第５打席でもセンター前にタイムリーヒットを放つ。この日は、今季初となる４安打をマークし、復調の兆しを見せた。

　試合後には、デビッド・ロス監督とチームメイトのパトリック・ウィズダムが鈴木について語ったコメントを、MLB公式サイト『MLB.com』がこう紹介している。
  　ロス監督は、「今夜のセイヤは驚異的だった。彼は最高のスイングをしている。今日の彼は本当に調子が良さそうだった。このまま調子を上げていけるといいな」とコメント。さらに、ウィズダムは「彼は特別な選手だ。間違いなく今日のゲームの火付け役となったに違いない」と絶賛した。

　これで、今季の打撃成績は76試合で282打数73安打、８本塁打、打率.259、OPS.743となった鈴木。この勢いに乗ったまま、後半戦で本来の力を発揮したいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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