現地８月３日、エンジェルスの大谷翔平は本拠地でのマリナーズ戦に２番・ＤＨ兼投手で先発出場。投げては４回無失点も指がつったため緊急降板。打っては同じく４回時点で１打数１安打１四球を記録している。

　２年連続２ケタ勝利に王手をかけて、今季21試合目のマウンドに立った大谷。立ち上がりの初回は先頭のＪＰ・クロフォードに安打を許し、続くフリオ・ロドリゲスの打席でも一塁のＣＪ・クロンがフィルダーズチョイスを犯すなどして、いきなり無死二、三塁のピンチを招く。だが、ここでギアを上げて100マイルを連発し、後続を三者凡退に打ち取って事なきを得る。

　その裏に回ってきた初打席では、初球を叩いてライトへライナーでヒットを飛ばし、継続中の連続試合安打は「８」に。２回も２者連続三振で始まり、無失点で締める。
  　３回には１死から四球でクロフォードに出塁を許したものの14球で片づけ、４回に至ってはたった５球で３人で終わらせる。その直後に回ってきた２度目の打席では四球で２打席連続の出塁を果たした。

　だが、５回のマウンドに大谷の姿はなかった。指がつったため緊急降板となり、４回３安打無失点ながら勝敗はつかないことが決定。ただ、この後もＤＨでの出場は継続する。

構成●SLUGGER編集部

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