スターの欠場が続いている。

　現地９月15日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、デトロイト・タイガースとの本拠地初戦で先発メンバーから外れてベンチスタート。最後まで出番がなく11試合連続の欠場となった。試合前の打撃練習で右脇腹を痛めた９月４日以降、こうした状況は続いており、前日（14日）のチーム休養日を挟んでも万全な状態まで回復していないようだ。

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　今季も二刀流を躍動していた大谷だが、８月の右肘靭帯損傷で今季の登板が不可能になると、今月４日の試合前には右脇腹を負傷。それからは本人が出場意欲を示しながらもなかなか復帰できておらず、エンジェルスは現在、マイク・トラウト、アンソニー・レンドーンといった主力選手も負傷離脱中と、例年にない異常事態に陥っている。
  　さらにミッキー・モニアック、マイク・ムスタカスも故障者リスト入りした15日、地元紙『Orange County Register』は、一本の記事を掲載。「エンジェルスは15日に、負傷者リストに２人の名前を加えたが、ビッグネームは１週間以上も中途半端な状態のままだ」と綴り、大谷を含むチームの状況についてまとめた。

「脇腹痛で離脱しているオオタニは、15日の試合前に再び何らかのワークアウトを行なったが、結局ラインナップには入らなかった」と報じた同紙は、「オオタニはいつもプレーしたがっている」というフィル・ネビン監督のコメントを紹介し、「きょうもまた、毎日言っていることを繰り返した」と伝えた。

　すでにプレーオフ争いから脱落することが決定的なエンジェルス。この日は、タイガースとの一戦に２対11と完敗し、12日のシアトル・マリナーズ戦から３連敗となった。

構成●THE DIGEST編集部

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